BIOGRAPHY

PULP


Pulpニック・バンクス Nick Banks (drums)
ジャーヴィス・コッカー Jarvis Cocker (vocals/guitar)
キャンディダ・ドイル Candida Doyle (keyborads)
スティーヴ・マッキー Steve Mackey (bass/programming)
マーク・ウェバー Mark Webber (guitar/keyboards)

1983 シェフィールドにてバンドが結成される。1stアルバム『It』と1stシングル「My Lighthouse」をリリース。

1984 バンドは分裂するが、新ギタリスト/ヴァイオリニストのラッセル・シニアが加わって再結成。

1985 シングル「Little Girl With Blue Eyes」リリース。

1986 シングル「Dogs Are Everywhere」リリース。

1987 2ndアルバム『Freaks』リリース。ジャーヴィスは映画製作をSt Martins School of Artで勉強するためにロンドンに移る。彼はギリシャ人の女の子に出会う。彼女は後に登場する。

1987 ジャーヴィスはアシッド・ハウスに楽しさを発見する。このことは後に影響となって現れる。 アルバム『Separations』をレコーディングするが、数年間リリースされない。

1990 “新世代”パルプの1stシングル「My Legendary Girlfriend」が初めてNMEのSingle   of the Weekに選ばれる。

1992 『Separations』ついにリリースされる。「O.U.」「ベイビーズ」といったシングルをシェフィールドのインディ・レーベルGiftから出し、パルプは次第に今日我々が愛する姿のバンドになっていく。

1993 Giftからの3rdシングル「ラズマタズ」でIslandとサインすることになる。シングルはコンピレーション『ザ・ギフト(Pulp Intro)』にまとめられた。

1994 Islandからの1stアルバム『彼のモノ・彼女のモノ(His ‘n’ Hers)’』がUK Top 10入り。シングル「ドゥ・ユー・リメンバー・ザ・ファースト・タイム」によって、バンドがディレクターを務める同名のドキュメンタリー番組が Channel 4で始まった。人々が自分たちの”ファースト・タイム”を思い出すというものだ。「ベイビーズ」が’The Sisters EP’に収録されて再発されTop 20入り。Mercury Music Prizeを惜しくも一票差で逃す。ジャーヴィスはテレビ番組’Pop Quiz’に出演、クイズを制し強い印象を残す。Reading Festivalで「コモン・ピープル」を初演奏、この時からフェスを自分のものにしてしまうというパルプの伝統が始まる。

1995 「コモン・ピープル」がUKチャートNo.2に。バンドはストーン・ローゼズの代役としてGlastonbury Festivalのトリを務め、「ソーティッド・フォー・イーズ・アンド・ウィズ」の初演奏が素晴らしかったこともあり、またまたパルプのフェスにしてし まった。「ソーティッド…」と「ミス・シェイプス」がダブルAサイドのシングルはUKチャート初登場No.2 、折り紙ラッピングペーパーをフィーチャーしたスリーヴがタブロイド紙で話題になった。アルバム『コモン・ピープル(Different Class)』でついにNo.1の座を獲得し、10日間でプラチナム・セールスを達成、UKだけで120万枚のセールスを記録した。続く2枚のシングル 「ディスコ2000」「サムシング・チェンジド」が成功を確実にした。マーク・ウェバーが正式メンバーになった。

1996 パルプは『コモン・ピープル』でBRIT Awards 4部門、BRAT Awards(NME) 6部門ノミネート、 Ivor NovelloとMercury Music Prizeを獲得した。ジャーヴィスはBRIT Awards授賞式でマイケル・ジャクソンの即興ゲストという形で出演した。ラッセル・シニアが脱退。

1997 シングル「ヘルプ・ジ・エイジド」リリース。

1998 アルバム『ディス・イズ・ハードコア』がリリースされ、非常に高い評価を受けた。タイトル・トラックはピーター・トーマス・サウンド・オーケストラの「Bolero On The Moon」をサンプルし、バンドのクリエイティヴィティが新しいレベルに行っているところを見せた。シングル「リトル・ソウル」「パーティ・ハード」が続いた。

2000 バンドはフェスティヴァルに戻り、Reading and Leeds Festivalに出演。スコット・ウォーカーとスタジオ入りし、次作の制作に取り掛かる。

2001 HomelandsとHay on Wye Festivalsでニュー・アルバムからの曲「トゥリーズ」「サンライ ズ」などを披露し、大成功といえる反響を得る。8月3日にはGuildford Festivalに出演することも決定。「サンライズ」は限定12″が作られ、これにはAll Seeing IとFat Truckersによるミックス・ヴァージョンも収録されている。ジャーヴィス・コッカーとスティーヴ・マッキーはDesperate Soundsystemの詳細を発表。これはAdd N To XのBarry 7、I MonsterのDean HonerらとDJをする際のプロジェクトである。Homelandsでデビューを飾り、大成功を収めた。