BIOGRAPHY
1984年3月9日、ジョージア州の生まれ、ペンシルベニア州育ち。
現在はL.A.を拠点に活動を続けるシンガー・ソングライター、マルチ・インストゥルメンタル・プレイヤー。8歳頃より教会で歌い始めた。
母親からピアノを教わり、父親の勧めで14歳からギターを始め、曲を書くようになる。16歳から地元のコーヒーハウスで弾き語りを始め、17歳でシンガー・ソングライターになることを考えるようになり、19歳でL.A.へ移り、本格的に音楽活動をスタート。ホテルカフェ等で演奏し、注目を集めた。ブルーノート・レコードのシンガー・ソングライター、エイモス・リーや彼のA&Rの後押しで名門ブルーノート・レコードと契約、2008年にアルバム『グッド・デイ』でメジャー・デビュー。プロデューサーにジョーイ・ワロンカー(ベックのバンドで長年ドラムをたたき、ポール・マッカートニーやノラ・ジョーンズらの作品・ツアーに参加、R.E.M.ともツアー)が手掛け、キーボード/マルチ・インストゥルメンタルプレイヤーのグレッグ・カースティン(ダイド、クリスティーナ・アギレラ、リリー・アレン、ピンク等)、ギタリストのガス・サイファート(ノラ・ジョーンズ等)、チェリストのオリヴァー・クラウス(クリスティーナ・アギレラ、マンディ・ムーア等)らが参加した作品で、ノラ・ジョーンズに続く大型新人として話題になった。米「ローリング・ストーン」誌では『これを聴いて何も感じないあなた・・・あなたの心はきっと石でできている』と称賛。特にシングル「ドリーム」がロング・セラー・ヒットをしている。
2011年3月17日、東日本大震災に心を痛めたプリシラは、いち早く「Song for Japan」と題した楽曲をYouTubeにアップし、大好きな日本へのメッセージを送っている。4月、英国にて、イーサン・ジョーンズ(ライアン・アダムス、キングス・オブ・レオン、ルーファス・ウェインライト、エミルー・ハリス等)がプロデュースを手掛けたオリジナル2作目『幸せのみつけ方/When You Grow Up』発売。
これまでプリシラの歌声は多くの映画やテレビを彩り、「ドリーム」が米・映画『ブライダル・ウォーズ』(2009)、『ジェシカ・アルバのしあわせの方程式』(2011)等で、ウクレレの弾き語り曲「ファインド・マイ・ウェイ・バック・ホーム」が米・映画『私の中のあなた』(2010)で、他楽曲も米・人気テレビドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や『ER緊急救命室』等で使用され、その数は、欧米、日本で40以上ものテレビや映画作品に及ぶ。
本人出演では、これまで、『トゥナイト・ショウ・ウィズ・ジェイ・レノ』(2008、2011)、『レイト・ショウ・ウィズ・クレイグ・ファーガソン』(2008)、『レイター・ウィズ・ジュールズ・ホーランド』(2009)、『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』(2011)等、人気テレビ番組でその歌唱と演奏を聴かせている。
, また”ミュージシャンズ・ミュージシャン”としても知られ、ウィリー・ネルソンや全米No.1獲得のエイモス・リー、レイ・ラモンターニュ等とアメリカやヨーロッパをツアーでまわり、世界No.1DJのティエスト(Tiesto)との”I’m Strong”やキャリー・ブラザーズとの”Maps”、アシュター・コマンドとの”The Breakup Song”でコラボレーションも果たす。また直近では米・インディ・ロック・バンドTVオン・ザ・レディオの超売れっ子プロデューサー、デヴィッド・シーテックともコラボし、近々リリースされる予定。
アメリカ、ヨーロッパでは単独公演をはじめ、様々なフェスティバルに出演。日本でも現在までに4回の単独コンサート・ツアーを実施。2009年にはフジロック・フェスティバルにも出演を果たす。日本のコンサートで披露した「カントリー・ロード」の日本語ヴァージョンをきっかけとして、2012年6月には日本語の楽曲を多くフィーチャーしたアルバム『ナチュラル・カラーズ』を発売し話題に。同年10月、連続ドラマ(NHKプレミアムドラマ「そこをなんとか」)への書き下ろし楽曲「アイル・ビー・ヒア」を提供。この楽曲は日本語と英語の両方で歌唱し、主題歌・挿入歌を担当。10月30日には初めてのベスト的アルバム『ホーム~マイ・ソング・ダイアリー』を発売。日本の他、韓国、台湾、中国本土でも自国盤でリリースされた。
2013年3月にはマツモトキヨシのCM曲「Storyは街角に/Stop, Look, Lie」を書きおろしした。
2013年6月、自身オリジナル・アルバムとしては3作目『ここにいること(THIS IS WHERE WE ARE)』の発売が決定。プロデューサーにはカサンドラ・ウィルソン、リサ・マリー・プレスリー、ミシェル・ンデゲオチェロ、ニッカ・コスタ、ジョー・ヘンリー等を手掛けてきたカッティング・エッジなミュージシャン、コンポーザー、プロデューサー:キーファス・シアンシアを起用し、キャッチーなメロディとポップなサウンドに乗せた、プリシラの癒しのピュア・ヴォイスが絶妙にマッチした作品となっている。