Press Release
Universal Music Group International CEO/MAX HOLE の退任について
CEO MAX HOLEの退任について
以下は、2015年10月21日にUniversal Music Groupが発表したプレスリリースの抄訳です。
ユニバーサル ミュージックは本日、ユニバーサル ミュージック グループ インターナショナル(UMGI)のCEO兼社長であるマックス・ホールの退任を発表しました。1月以来、マックス・ホールは脳炎を患った結果、記憶障害に苦しんできました。体調は回復しつつありますが、現時点では完全な復帰が難しいと判断致しました。本人は引き続き回復に努めながら、UMG内の継続的なプロジェクト参加への可能性について話し合う予定です。マックスの退任に伴い、各地域の責任者はユニバーサル ミュージック グループ(UMG)のCEO兼社長のルシアン・グレンジが統括致します。
マックス・ホール コメント
世界一のレコード会社であるユニバーサル ミュージックで仕事ができ、幸せでした。私の最も親しくしてきたルシアン(・グレンジ)はビジネスそしてクリエイティブ面どちらとも素晴らしい人です。長い期間共に過ごしてきましたが、未だに大切な友人であることを嬉しく思います。また、世界中にいる友人一人1人の名前を挙げることはできませんが、特に親しくしてきた人達、Boyd Muir, Richard Constant, David Joseph, Frank Briegmann, Pascal Nègre, George Ash, Jesus Lopez and Andrew Kronfeldについては、この場で述べておきたいと思います。また、個人的に親しくしてきたアーティストまた愛情を持って見守ってきた全てのアーティストそしてユニバーサル ミュージックの明るい未来をお祈りします。
ルシアン・グレンジ (ユニバーサル ミュージック グループ CEO) コメント
マックスは音楽への尽きることのない情熱をもち、音楽産業においてもっとも才能があり成功した経営者の一人です。彼は常に音楽業界のことを考え、世界中あちこちで新規ビジネスの開拓や新たなアーティスト、ファンへ新しい機会を創造してきました。同氏の功績はユニバーサル ミュージックだけではなく音楽産業全体の歴史を彩ってくれています。同氏の貢献に深く感謝しています。
ユニバーサル ミュージック グループ インターナショナルについて
ユニバーサル ミュージックグループインターナショナル(Universal Music Group International 本社:英国)は、世界最大の音楽企業であるユニバーサル ミュージック(Universal Music Group、本社:米国)のグループ会社で北米以外における事業運営を統括しています。
マックス・ホール略歴
マックス・ホールは1998年 5月にマーケティング及びA&R担当 上級副社長としてユニバーサル ミュージックに入社。 2004年10月にマーケティング及びA&R担当 取締役副社長に昇進を果たし、管轄範疇もデジタル戦略マーケティングや商務などの事業部門、アジア・太平洋地域、北・中央・東ヨーロッパ地域へと広がりました。
ユニバーサル ミュージック入社以前は、16年間に亘り、英国のワーナーミュージックで活躍。 A&Rマネージャーから英WEAのマネージング・ディレクターに昇進後、1990年より英イースト・ウエスト・レコードの初代マネージング・ディレクターを務めました。 ワーナー時代には、シンプリー・レッド、トリ・エイモス、プリテンダーズ、シスターズ・オブ・マーシー、クリス・レアなどのアーティストを手がけました。
また、2015年には長年に渡る音楽業界への功績が認められ、CBE(大英帝国勲章)を受賞致しました。