Press Release

ユニバーサル ミュージック合同会社 （本社：東京都港区、CEO兼社長 小池一彦 / 以下、ユニバーサル ミュージック） では、ポップスやロックなどの洋楽、ジャズ、クラシックを取り扱う同社の音楽制作レーベル 「ユニバーサル インターナショナル」 内に、2011年 1月 1日付で新レーベル area azzurra  (アレア・アズーラ) を設立致します。

area azzurra は、イタリア語で “青いエリア”、”青い空間” を意味しており、音楽のアナログな感動を伝えるというレーベル方針の下、国内外アーティストによる優れた音楽作品をクオリティ優先で発売していきます。  またインターネットによる音楽配信の伸張により、これまで世界の音楽シーンをリードしてきた米国市場において、CDなどのパッケージ商品として発売される新譜作品数が減少の一途を辿る中、良質な音楽作品を日本から世界へ向けて発信していく役割も担います。

新レーベルからの第一弾として、2011年 1月19日には、ジャズ・ピアノ界のニュー・スターとして注目を集めるハクエイ・キム （Hakuei Kim） 率いるピアノ・トリオ・ユニット “トライソニーク” （ピアノ：ハクエイ・キム、ベース：杉本智和、ドラムス：大槻”KALTA”英宣） によるデビュー・アルバム 『トライソニーク』 を発売します。

新レーベル area azzurra のエグゼクティブ・プロデューサーを務める靑野浩史氏 （靑野音楽事務所） は、「デジタル音楽配信が隆盛な中、アナログな音楽の感動に強いこだわりを持った音楽レーベルを、世界の音楽トレンドを牽引するユニバーサル ミュージック内に設立することができ嬉しく思います。  世界各地から優れた音楽的才能を発掘すると共に、ユニバーサル ミュージックのグローバルなネットワークを活用し、日本から世界市場へ向けて発信していきたいと思います」 と語っています。 

ハクエイ・キムのプロフィールは別紙の通りです。

注： 世界最大の音楽企業グループである ユニバーサル ミュージック グループ （Universal Music Group、本社/米国） の北米以外に於ける事業運営を統括。  本社所在地は、英国ロンドン。

プロフィール

ハクエイ・キム   Hakuei Kim
（ピアニスト/作曲家/アレンジャー） 

1975年、日本人と韓国人のクォーターとして京都市に生まれる。  5歳の頃よりピアノを始める。

高校在学中にエマーソン・レイク・アンド・パーマーなどに影響を受けロックバンドをはじめ、1994年にYAMAHA主催 「ティーンズミュージックフェスティバル札幌」 で “ベストキーボーディスト” を受賞。

高校卒業後、オーストラリアでシドニー大学音楽院 （Sydney Conservatorium of Music, the University of Sydney） に入学。  在学中はECMレーベルなどに作品を発表しているオーストラリアを代表する名ピアニスト マイク・ノックに4年間師事し、多大なる影響を受ける。

2005年、11年間に亘るオーストラリア滞在後帰国。  同年5月にDIWよりデビュー・アルバム 『Open the Green Door』 を発表し、国内のみならず、フランスのジャズ誌 「JAZZMAN」 にて4つ星の高評価を受ける。  2006年にシドニー録音の第2作 『Home Beyond the Cloud』、2008年には第3作 『Shadow of Time』 を発表。  インディーズでのリリースながら、本格的なジャズ作品として耳の肥えたジャズ・ファンから注目を集める。  2008年7月にはトイズファクトリーミュージックから、モーションブルー横浜で収録したライブDVD 『Live at Motion Blue Yokohama』 をリリース。

2009年に杉本智和 （bass）、大槻”KALTA”英宣 (drums) と共にピアノ・トリオ Trisonique （トライソニーク） を結成。  2010年5月より全国10都市をまわるツアーを敢行。  また2010年8月にはサックス奏者 渡辺貞夫のツアー・グループ “SADAO with Young Lions” の一員として抜擢される。

2011年1月、ユニバーサル ミュージックの新レーベル 「area azzurra」 の第一弾アーティストとして、トライソニークでのメジャー・デビュー・アルバムを発売。