Press Release

ユニバーサル ミュージック株式会社 （東京都港区、代表取締役会長兼CEO 石坂敬一）、ビクタークリエイティブメディア株式会社 （神奈川県大和市、代表取締役社長 杉野健一）、株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ （東京都新宿区、代表取締役 水野道訓） の3社は共同で、従来のCD素材とは別種の液晶パネル用途のポリカーボネート樹脂を使用することで、さらに透明性を向上させた新たな高音質CDとして評判 の 「SHM-CD」 の量産能力を、今年 9月より大幅に向上させます。
これにより、他のレコード会社が 「SHM-CD」 商品を企画・制作した場合も、品質保持ならびに安定供給を実現できることとなり、「SHM-CD」 の充分な供給体制が整いました。
今後、3社は 「SHM-CD」 の利用を広く音楽業界に働きかけるとともに、普及・啓蒙活動を積極的に展開していきます。

ユニバーサル ミュージック株式会社のコメント
ユニバーサル ミュージック株式会社は、「SHM-CD」 の製造委託に関して、共同商標登録者である日本ビクター株式会社の光ディスク製造子会社であるビクタークリエイティブメディア株式会社にのみ製造委託を依 頼してきましたが、「SHM-CD」 として発売される商品数の増加、ならびに店頭市場の需要拡大に対応するため、この度、ビクタークリエイティブメディア株式会社の協力のもと、株式会社ソ ニー・ミュージックコミュニケーションズにも 「SHM-CD」 製造ラインを設置し、増産体制を整えていただく運びとなりました。
これにより、7月 2日に弊社 （ユニバーサル ミュージック株式会社） からご案内させていただきました通り、他のレコード会社が 「SHM-CD」 商品を企画・制作した場合も、充分な供給体制が整えられることになりました。
今後、3社において充分な生産協力体制を敷き、「SHM-CD」 の品質保持、ならびに安定供給を図ることによって、引き続きお客様に満足いただける商品をお届けしてまいります。

ビクタークリエイティブメディア株式会社のコメント
ビクタークリエイテイブメディア株式会社は、ユニバーサル ミュージック株式会社からの 「ソフトメーカーへのSHM-CD商標使用開放」 発表に賛同し、「SHM-CD」 の開発、製造メーカーとして、さらに生産能力を増強し、事業の拡大を目指します。同時に、株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズと協力し、業 界ニーズに対応できる「SHM-CD」 の生産体制を確立し供給能力の拡大を図って参ります。
また、「SHM-CD」 の開発メーカーとして、ユニバーサル ミュージック株式会社と共にレコード業界への商標の開放に協力してまいります。

株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズのコメント
株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、ユニバーサル ミュージック株式会社からの 「SHM－CD」 製造依頼に対応し、生産体制を整えることになりました。弊社のスタンスは、常にお客様のご要望にお応えできる体制を整えること。パッケージビジネスの先行 きが不安視される中、このような付加価値を持ったディスクの出現によってマーケットが活性化することは大変喜ばしいことです。

以上