【週刊ポスト・マローンVol.1】世界を席捲する“彼”を紹介するウィークリー・ニュースが創刊!第1回は「ジャスティン・ビーバー“首絞め事件”の真相とは?」
最新アルバム『ビアボングス&ベントレーズ』が全米3週1位を記録、シングル「ベター・ナウ」も大手音楽ストリーミング・サービス=Spotifyのグローバル・チャートで1位を続けるポスト・マローンの実像をお伝えする「週刊ポスト・マローン」が始動!第1弾は意外と知られていない「ジャスティン・ビーバー“首絞め事件”」を紹介。
2015年秋にリリースされたアルバム『パーパス』をフォロー・アップする形で2016年3月からスタートしたジャスティン・ビーバーのワールド・ツアー「PURPOSE WORLD TOUR」。この前年「ホワイト・アイヴァーソン」のヒットでブレイクを果たしたポスト・マローンは、新しい才能を見つけ出す能力に長けているジャスティン・ビーバーの目に留まり、見事ジャスティンのオープニング・アクトを努めることになった。3月から7月にかけての北米公演のほとんどに出演したポストだったが、4月9日に行われたヒューストン公演の後に撮影された1枚の写真がこの“事件”のきっかけだった。
公演後に地元のクラブ「Che」で行われたパーティーにて撮影されたこの写真、何とジャスティンの首をポストが左腕で締め上げ持ち上げている衝撃的な写真だった。苦痛に顔を歪めているような表情のジャスティンと、顔は見えないながら怒りに身を任せているような後姿のポストを捉えたこの写真は瞬く間にネット上に拡散、「横柄な態度をしたジャスティンにポストがキレた!」との解釈が広まり騒動は世界的に報道されるに至った。すわ、音楽界を騒がせる一大ビーフに発展か!?と思われたものの、当の本人たちにより「(この写真は)ただお酒を飲んでふざけていただけ」というコメントが出され、更にその5日後の4月14日にはジャスティンが自身のインスタグラムにて、今度は自分がポストの首を掴んでいる写真を上げると、騒動は鎮静化していった。
だが、これで終わりかと思われたこの「首絞め事件」、事態は思わぬ方向に発展。ポストがジャスティンの首を絞めていた当初の写真は、現場のクラブにいたその他大勢の人が写真に写っていたが、その誰もが2人のことを気にしてない様子が、どこか中世の絵画を連想させる、という側面が話題となり、ネット住民たちがこぞって写真を加工、まるでルネッサンス期の絵画のような写真が競って作られる事態に。中にはダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の中にジャスティンとポストを写真を合成しものも作られ、首絞め事件の真相より、加工画像の出来栄えやユニークさの方がネットで盛り上がるという、不思議な現象に。まぁ、いろんな意味で「持っている」2人なのでしょう。では、また来週~!