商品紹介
静かに、そして激しく心をゆさぶるサウンド。都会の喧噪の下に横たわる孤独と哀しみ……
◇ヴィヴァルディ《四季》の再構築『25%のヴィヴァルディ』(邦題)や、8時間にも及ぶ眠りのための体感音楽『スリープ』(1時間ヴァージョン『フロム・スリープ』)など、斬新かつ革命的なアプローチで、ヨーロッパの音楽シーンをリードするコンポーザー、マックス・リヒターが注目を集める中、彼の作品が次々とドイツ・グラモフォンからメジャー発売。本作も2008年ロイヤル・バレエにて初演された『インフラ』の音楽にアルバム用に『JOURNEY』を追加して発表された2010年のアルバムにさらにボーナス・トラックを追加したものとなっている。
◇英国ロイヤル・バレエ団の常任振付家、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』など映画でも活躍するウェイン・マクレガーの振り付け、ヴィジュアル・アーティストのジュリアン・オピーがLEDを使用した舞台美術を担当し、マックス・リヒターの音楽で2008年に制作されたロイヤル・バレエの『インフラ』は2009年ナショナル・ダンス・アワードにおいて最優秀振付賞を受賞した最先端のアーティストたちによる話題作。すでにDVD/BD化されている。
◇マックス・リヒター本人のピアノとエレクトロニクスに弦楽五重奏が加わった彼のベーシックな編成が中心となり、さまざまな音楽ジャンルの曖昧な境界線をまたいでゆく。T.S.エリオットの『荒地』やシューベルトの《冬の旅》からのインスピレーションが作品に深みを与え、静謐でエモーショナルな美が、都会の中の孤独を見事に表現している。