ポール・ウェラーが今年5月にリリースした最新アルバム『ファット・ポップ』は、ソロでは6枚目、キャリア通算8枚目の全英1位を獲得した。その発売翌日の今年5月15日に、ロンドンのバービカン・センターで英BBC交響楽団との共演コンサートを開催。新型コロナウイルスの影響により無観客だったが、当日ライヴ配信され、6月にBBCテレビとラジオで放送された。この模様を収録したライヴ・アルバム『オーケストレイテッド・ソングブック』が本日リリースされた。

当日のセットリストは、ザ・ジャム〜ザ・スタイル・カウンシル〜ソロ期の代表曲と、直近3枚のアルバム『ファット・ポップ』、『オン・サンセット』(2020)、『トゥルー・ミーニングス』(2018)からの曲で構成。マッシヴ・アタックやジョン・ケイルとの共演でも名高いコンポーザー／アレンジャー／指揮者のジュールス・バックリー、BBC交響楽団、ギタリストのスティーヴ・クラドックと共に、壮大なオーケストレーション・ライヴを展開した。どの曲もオリジナルのエネルギーを損なうことなく新しい光を放ち、まったく新しい体験をもたらすものとなった。

Paul Weller - English Rose (Visualiser)

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Paul Weller - My Ever Changing Moods (Visualiser)

 
スペシャル・ゲストとして、セレステ（今年2月デビュー・アルバム『ノット・ユア・ミューズ』が全英1位を獲得したシンガー・ソングライター）が「ワイルド・ウッド」に、ジェイムス・モリソン（「You Give Me Something」などのヒットで知られるシンガー・ソングライター）が「ブロークン・ストーンズ」に、そして ボーイ・ジョージがザ・スタイル・カウンシルの名曲「ユーアー・ザ・ベスト」に参加。これらの貴重なデュエットが収録されているのも話題だ。

『オーケストレイテッド・ソングブック』の日本盤は、2020年11月に配信されたスタジオ・ライヴ『ミッドサマー・ミュージック』(Mid-Sömmer Musik)のCDが付いた2CDデラックス盤もリリースされる。『ミッドサマー・ミュージック』は『ファット・ポップ』限定3CDボックス・セット（海外盤）の1枚であったが、この度日本盤としてリリースされることであらためて入手可能となった。オーケストレーションにより新たな魅力を纏ったポール・ウェラーの名曲の数々、息の合ったバンドとのスタジオ・ライヴ、どちらもじっくり楽しみたい。

■商品情報

ポール・ウェラー『オーケストレイテッド・ソングブック』発売中

日本盤のみSHM-CD仕様
2CDデラックス盤： UICY-79851/2 / ￥3,740（税込） / 日本独自企画盤
CD通常盤： UICY-16028 / ￥2,750（税込）
日本盤先着購入特典

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