商品紹介
<ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション>
8,000セット完全生産限定盤
■アビイ・ロード・スタジオにて制作された最新リマスター
■アートワークは輸入、投げ込みブックレット/帯/ディスクは日本国内製造(SHM-CD仕様)
◆ オフィシャル・プレスリリース日本語訳
「レディース・アンド・ジェントルマン、これは世の中が今とはまったく違った、遠い昔に作ったアルバムです。そして、このアルバムは僕にとってヒストリーの一部になっている──振り返ってみれば、スコットランドの小さな丘でこのアルバムは生まれた。アルバム・タイトルは『ラム』。ヒッピーのように気ままな暮らしをしていた時代にこの作品が作られたことを思い出す。みなさんが気に入ってくれればいいのだけど。なぜなら、僕も好きだからね!」
ポール・マッカートニー、2012年
大成功を収めた『ポール・マッカートニー』および『マッカートニーII』のリイシュー、そして『バンド・オン・ザ・ラン』で今年度のグラミー賞「ベスト・ヒストリカル・アルバム部門」を受賞したことに続いて登場するのが、ポールの象徴とも言える過去の作品を集めた豪華仕様も含む「ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション」シリーズからの最新作『ラム』である。これまでに登場したこのシリーズで、ポールが制作過程の細かな点にまで入念なチェックをしたことにより素晴らしい結果を生み出してきた。今回もそれは同様である。再発に向けての作業を重ねたことで、このアルバムのファンすべての人にとって<スーパー・デラックス・エディション>は究極のコレクションに値するものとなった。112ページの本、プリントされた写真、手書きの歌詞カードと解説、4枚のCDと映像を収めたボーナスDVDで構成されたこのボックスは、音楽史に残る傑作──マッカートニーが残してきた作品の中でも最高に高い評価を受けているアルバムのひとつ──の全貌を伝えるものだ。
1971年5月に発売された『ラム』は、ポールとリンダ・マッカートニーの共同名義による唯一の作品である。そしてこれはポールにとって、ビートルズ解散後に発表する2枚目のLPとなった。ビートルズの解散劇がまだ尾を引いていた頃の作品であり、世界中のメディアが注目していた時代のことだ。アルバムはイギリスのヒット・チャートで1位、アメリカでは2位に輝いている。『ラム』は評論家の間で賛否両論を呼ぶ一方、圧倒的な支持をする音楽ファンと評論家も獲得した。たとえば「ローリング・ストーン」誌は後に4つ星を与え、この作品を再評価している。近年ではいくつかのトリビュート・アルバムが作られたことで、『ラム』は再び脚光を浴びるようになった。
『ラム』はポールとリンダによって曲が書かれている。大半はスコットランドのマル・オブ・キンタイアにある牧場で作られた。1970年の秋、彼らはニューヨークに飛び、レコーディングを開始する。その時点ではバンドを持っていなかったため、彼らはオーディションをしてミュージシャンを選んでいる。その中にはやがてウイングスのドラマーになるデニー・シーウェル、ほかにはギタリストのデヴィッド・スピノザやヒュー・マクラッケンも含まれていた。
バンドは1971年の初めにアルバムを完成させ、他にもアルバムには未収録の「アナザー・デイ」と「オー・ウーマン、オー・ホワイ」も録音している。これら2曲はカップリングされ、『ラム』がリリースされる前に発売された。これはビートルズ解散後のポールが出した最初のシングルとして世界的なヒットとなり、チャートで5位を記録した。再発売される『ラム』の<スーパー・デラックス・エディション><デラックス・エディション>にはこれら2曲がボーナス・トラックとして収録されている。またアルバムは、「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」でポールにアメリカのヒットチャートにおける初の単独1位となるシングル盤を生み出し、さらにはグラミー賞で「ヴォーカリストを伴うベスト・ インストゥルメンタル・アレンジメント部門」受賞ももたらしている。
『ラム』には別ミックスを用いたモノラル盤も存在する。当時のラジオ放送局用に作られたもので、このヴァージョンはマッカートニーの作品をコレクションする上で最も入手困難な1枚であった。今回登場する<スーパー・デラックス・エディション>に含まれるCDと限定盤のLPにはこのモノラル・ヴァージョンが収録され、それにより、初めてモノラル・ミックスが一般の人にも入手できるようになった。
1977年には『ラム』を器楽演奏したアルバム『スリリントン』がリリースされている。こちらはリチャード・ヒューソンのアレンジを得て、1971年にロンドンのアビイ・ロード・スタジオで録音されていたものだ。このアルバムはパーシー“スリルズ”スリリントンなる偽名で発売されたものだ。スリリントンはしばしば新聞の社交欄に登場する正体不明のエキセントリックな社交界の名士となっているが、実際にはポールとリンダが創り上げた架空の人物である。この作品には、単純にポールが楽しんでみたいという思いや、フル・オーケストラを用いてアルバムを作ってみたいという長年の夢が背景にあった。
今回登場する映像作品には、ここでしか観ることができない初公開の最新ドキュメンタリーで「ラミング」(ポールがナレーションを務めた)、加えてオリジナルのミュージック・ビデオ作品「故郷のこころ」と「3本足」が含まれている。
リマスタリングはアビイ・ロード・スタジオで行われ、この作業には少し前にビートルズの全作品のリマスターを担当したチームが選ばれている。
[訳:小川隆夫]
8,000セット完全生産限定盤
■アビイ・ロード・スタジオにて制作された最新リマスター
■アートワークは輸入、投げ込みブックレット/帯/ディスクは日本国内製造(SHM-CD仕様)
◆ オフィシャル・プレスリリース日本語訳
「レディース・アンド・ジェントルマン、これは世の中が今とはまったく違った、遠い昔に作ったアルバムです。そして、このアルバムは僕にとってヒストリーの一部になっている──振り返ってみれば、スコットランドの小さな丘でこのアルバムは生まれた。アルバム・タイトルは『ラム』。ヒッピーのように気ままな暮らしをしていた時代にこの作品が作られたことを思い出す。みなさんが気に入ってくれればいいのだけど。なぜなら、僕も好きだからね!」
ポール・マッカートニー、2012年
大成功を収めた『ポール・マッカートニー』および『マッカートニーII』のリイシュー、そして『バンド・オン・ザ・ラン』で今年度のグラミー賞「ベスト・ヒストリカル・アルバム部門」を受賞したことに続いて登場するのが、ポールの象徴とも言える過去の作品を集めた豪華仕様も含む「ポール・マッカートニー・アーカイヴ・コレクション」シリーズからの最新作『ラム』である。これまでに登場したこのシリーズで、ポールが制作過程の細かな点にまで入念なチェックをしたことにより素晴らしい結果を生み出してきた。今回もそれは同様である。再発に向けての作業を重ねたことで、このアルバムのファンすべての人にとって<スーパー・デラックス・エディション>は究極のコレクションに値するものとなった。112ページの本、プリントされた写真、手書きの歌詞カードと解説、4枚のCDと映像を収めたボーナスDVDで構成されたこのボックスは、音楽史に残る傑作──マッカートニーが残してきた作品の中でも最高に高い評価を受けているアルバムのひとつ──の全貌を伝えるものだ。
1971年5月に発売された『ラム』は、ポールとリンダ・マッカートニーの共同名義による唯一の作品である。そしてこれはポールにとって、ビートルズ解散後に発表する2枚目のLPとなった。ビートルズの解散劇がまだ尾を引いていた頃の作品であり、世界中のメディアが注目していた時代のことだ。アルバムはイギリスのヒット・チャートで1位、アメリカでは2位に輝いている。『ラム』は評論家の間で賛否両論を呼ぶ一方、圧倒的な支持をする音楽ファンと評論家も獲得した。たとえば「ローリング・ストーン」誌は後に4つ星を与え、この作品を再評価している。近年ではいくつかのトリビュート・アルバムが作られたことで、『ラム』は再び脚光を浴びるようになった。
『ラム』はポールとリンダによって曲が書かれている。大半はスコットランドのマル・オブ・キンタイアにある牧場で作られた。1970年の秋、彼らはニューヨークに飛び、レコーディングを開始する。その時点ではバンドを持っていなかったため、彼らはオーディションをしてミュージシャンを選んでいる。その中にはやがてウイングスのドラマーになるデニー・シーウェル、ほかにはギタリストのデヴィッド・スピノザやヒュー・マクラッケンも含まれていた。
バンドは1971年の初めにアルバムを完成させ、他にもアルバムには未収録の「アナザー・デイ」と「オー・ウーマン、オー・ホワイ」も録音している。これら2曲はカップリングされ、『ラム』がリリースされる前に発売された。これはビートルズ解散後のポールが出した最初のシングルとして世界的なヒットとなり、チャートで5位を記録した。再発売される『ラム』の<スーパー・デラックス・エディション><デラックス・エディション>にはこれら2曲がボーナス・トラックとして収録されている。またアルバムは、「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」でポールにアメリカのヒットチャートにおける初の単独1位となるシングル盤を生み出し、さらにはグラミー賞で「ヴォーカリストを伴うベスト・ インストゥルメンタル・アレンジメント部門」受賞ももたらしている。
『ラム』には別ミックスを用いたモノラル盤も存在する。当時のラジオ放送局用に作られたもので、このヴァージョンはマッカートニーの作品をコレクションする上で最も入手困難な1枚であった。今回登場する<スーパー・デラックス・エディション>に含まれるCDと限定盤のLPにはこのモノラル・ヴァージョンが収録され、それにより、初めてモノラル・ミックスが一般の人にも入手できるようになった。
1977年には『ラム』を器楽演奏したアルバム『スリリントン』がリリースされている。こちらはリチャード・ヒューソンのアレンジを得て、1971年にロンドンのアビイ・ロード・スタジオで録音されていたものだ。このアルバムはパーシー“スリルズ”スリリントンなる偽名で発売されたものだ。スリリントンはしばしば新聞の社交欄に登場する正体不明のエキセントリックな社交界の名士となっているが、実際にはポールとリンダが創り上げた架空の人物である。この作品には、単純にポールが楽しんでみたいという思いや、フル・オーケストラを用いてアルバムを作ってみたいという長年の夢が背景にあった。
今回登場する映像作品には、ここでしか観ることができない初公開の最新ドキュメンタリーで「ラミング」(ポールがナレーションを務めた)、加えてオリジナルのミュージック・ビデオ作品「故郷のこころ」と「3本足」が含まれている。
リマスタリングはアビイ・ロード・スタジオで行われ、この作業には少し前にビートルズの全作品のリマスターを担当したチームが選ばれている。
[訳:小川隆夫]
特典
日本盤のみSHM-CD, Disc 2はボーナス・オーディオ
曲目
CD1 – リマスタード・アルバム
CD2 - ボーナス・オーディオ
別バージョン
発売日
2012.05.30
価 格
¥2,619 (税込)
-
品 番
UCCO-3039
ラム [スーパー・デラックス・エディション] [SHM-CD]
発売日
2012.05.30
価 格
¥15,715 (税込)
-
品 番
UCCO-9993