商品紹介
ポール・マッカートニー、初のバレエのためのオーケストラ作品。
ロック・レジェンド、ポールにとって、2006年発表の『心の翼』以来、5年ぶりとなるクラシック・アルバム。
ニューヨーク・シティ・バレエ団に委嘱され書き下ろした、4楽章からなるポールにとって初のバレエ音楽作品。
9/22にニューヨークのリンカーン・センター内デヴィッド・H・コーク・シアターでプレミア上演される。
演奏:ロンドン・クラシカル・オーケストラ
ニューヨークのプレミア公演のライヴ音源を含む音源ダウンロード特典付
(これは海外のアーティスト側による英語にて提供されるサービスで、インターネット環境が必要となります。)
Produced by ジョン・フレイザー
Composed by ポール・マッカートニー
Music arranged by ジョン・ウィルソン&ポール・マッカートニー
Orchestration by アンドリュー・コッティー
Played by ロンドン・クラシカル・オーケストラ
Conducted by ジョン・ウィルソン
Recorded at ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
Engineered and Mixed by フィリップ・ホブス
Orchestra contractor: トム・クロクソン
Mastered by サイモン・キルム atアビイ・ロード・スタジオ
■■■■
ポール・マッカートニーによる解説
僕が物事の正しい進め方を知らないというのは多々あることだ。それが昔から僕の作曲の特徴だった。どのような結果になるのか分からない状態で、先入観を持たずに成り行きを見守ることが好きなんだ。僕にとって作曲とは計算されたアートではなく、ブルーズのように、完全に感覚的なものだ。風景が見えない、という事実を僕は楽しんでいる。だからニューヨーク・シティ・バレエに作曲を依頼されたとき、チャイコフスキーやストラヴィンスキーのような偉大なバレエ作曲家の影を感じることはなかった。自分の個人的体験に基づいて曲を書いたんだ。
劇場に行くとき、僕が期待するのは刺激的な一晩と、分かりやすいストーリーだ。
また、人の心に届くようなストーリーを作りたいとも思う。『オーシャンズ・キングダム』には、メイン・ストーリーとは別の隠れた筋書きもある。地上人たちによって海が脅かされているということだ。(ホノラタ姫が象徴している)海の純粋さを奪おうと図っている「ザ・ヘヴィーズ」とは、僕ら人間のことを指している。その企みは成功するだろうか。今、異常な早さで水生動植物種を失われている。テラ王がホノラタ姫を奪えば、僕たちが耳にしている破滅の予測が現実になってしまうかもしれない。
この作品が観客に音楽の喜びを与え、できれば彼らの記憶に留まるものになればいいと思うし、それと同時に上記の事実を思い出してもらえれば、と願っている。
作品が完成して、曲がデジタル表示されたものを見ると、さながらニューヨークのスカイラインのようだったのは興味深かった。このアイデアは、『オーシャンズ・キングダム』のアートワークにも反映されている。「見たとおりのものが音になっている」という考えが気に入ったんだ。
ポール・マッカートニー
ニューヨーク・シティ・バレエ団に委嘱され書き下ろした、4楽章からなるポールにとって初のバレエ音楽作品。
9/22にニューヨークのリンカーン・センター内デヴィッド・H・コーク・シアターでプレミア上演される。
演奏:ロンドン・クラシカル・オーケストラ
ニューヨークのプレミア公演のライヴ音源を含む音源ダウンロード特典付
(これは海外のアーティスト側による英語にて提供されるサービスで、インターネット環境が必要となります。)
Produced by ジョン・フレイザー
Composed by ポール・マッカートニー
Music arranged by ジョン・ウィルソン&ポール・マッカートニー
Orchestration by アンドリュー・コッティー
Played by ロンドン・クラシカル・オーケストラ
Conducted by ジョン・ウィルソン
Recorded at ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
Engineered and Mixed by フィリップ・ホブス
Orchestra contractor: トム・クロクソン
Mastered by サイモン・キルム atアビイ・ロード・スタジオ
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ポール・マッカートニーによる解説
僕が物事の正しい進め方を知らないというのは多々あることだ。それが昔から僕の作曲の特徴だった。どのような結果になるのか分からない状態で、先入観を持たずに成り行きを見守ることが好きなんだ。僕にとって作曲とは計算されたアートではなく、ブルーズのように、完全に感覚的なものだ。風景が見えない、という事実を僕は楽しんでいる。だからニューヨーク・シティ・バレエに作曲を依頼されたとき、チャイコフスキーやストラヴィンスキーのような偉大なバレエ作曲家の影を感じることはなかった。自分の個人的体験に基づいて曲を書いたんだ。
劇場に行くとき、僕が期待するのは刺激的な一晩と、分かりやすいストーリーだ。
また、人の心に届くようなストーリーを作りたいとも思う。『オーシャンズ・キングダム』には、メイン・ストーリーとは別の隠れた筋書きもある。地上人たちによって海が脅かされているということだ。(ホノラタ姫が象徴している)海の純粋さを奪おうと図っている「ザ・ヘヴィーズ」とは、僕ら人間のことを指している。その企みは成功するだろうか。今、異常な早さで水生動植物種を失われている。テラ王がホノラタ姫を奪えば、僕たちが耳にしている破滅の予測が現実になってしまうかもしれない。
この作品が観客に音楽の喜びを与え、できれば彼らの記憶に留まるものになればいいと思うし、それと同時に上記の事実を思い出してもらえれば、と願っている。
作品が完成して、曲がデジタル表示されたものを見ると、さながらニューヨークのスカイラインのようだったのは興味深かった。このアイデアは、『オーシャンズ・キングダム』のアートワークにも反映されている。「見たとおりのものが音になっている」という考えが気に入ったんだ。
ポール・マッカートニー
特典
日本盤のみ高音質 SHM-CD仕様
曲目
1
第1楽章 オーシャンズ・キングダム
2
第2楽章 ホール・オブ・ダンス
3
第3楽章 インプリズンメント
4
第4楽章 ムーンライズ