カタログ・リイシュー4タイトル、5月18日に発売決定!
ポール・マッカートニーの2018年度カタログ・リイシュー4作品が、MPL/Capitol(日本はユニバーサル ミュージック)よりを5月18日にリリースされることが発表となった。作品は『NEW』、『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』、『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』、『スリリントン』の4作品で、それぞれCD(輸入盤はデジパック、日本盤のみ初の紙ジャケット仕様)と180g盤LP(黒盤)、そしてUNIVERSAL MUSIC STORE限定でカラー・ヴァイナルLPの3形態での発売となる。
『NEW』と『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』のアナログ盤LPが発売されるのはオリジナル盤発売以来初となる。それぞれ180g重量盤でカラー・ヴァイナルも登場。12×12インチのインサートとダウンロード・カードが封入される。
『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』は、180g重量盤の青色のカラー・ヴィニールLPが限定盤として登場する。またLPには20×30インチのポスターとダウンロード・カードが封入。
そして、1971年にレコーディングされたが、1977年になってやっと発売された『スリリントン』はマッカートニーの名高いディスコグラフィの中でも異彩を放つ作品のひとつ。このアルバムは、パーシー“スリルズ”スリリントンという偽名のクレジットで発売。アルバムの内容はポールとリンダ・マッカートニーが自らの作品の『ラム』をインストゥメンタル/ジャズ・ヴァージョンとして再構築した作品となっている。2018年度のリイシューでは、1977年の発売以来コレクターたちの間で希少盤となり、高値がついているこの『スリリントン』がオリジナル発売以来初となるヴィニール盤で復活。この作品でもダウンロード・カードが封入された180g重量盤の赤と黒のマーブルのカラー・ヴィニールLPが限定盤として登場する。
ポール・マッカートニー 2018年カタログ・リイシュー
<発売タイトル>
1. パーシー“スリルズ”スリリントン/スリリントン 1977
2. ウイングス/ウイングス・グレイテスト・ヒッツ 1978
3. ポール・マッカートニー/ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード 2005
4. ポール・マッカートニー/NEW 2013
<発売日>
2018年5月18日
<仕様/価格>
CD
日本盤のみ初の紙ジャケット仕様
英国初回盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様(*3,4はEU初回盤)
日本初回盤CD帯を可能な限りミニチュア再現した帯(*1のみ)
日本初回盤LP帯を可能な限りミニチュア再現した巻き帯(*2のみ)
解説/歌詞・対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
価格:各2,667円+税
LP
180g重量盤LP
直輸入盤仕様
日本初回盤CD帯の意匠を再現した巻き帯(*1のみ)
日本初回盤LP帯を可能な限り再現した巻き帯付(*2のみ)
解説/歌詞・対訳付
完全生産限定盤
価格:各4,000円+税
カラーLP *全タイトル 初発売
ユニバーサル ミュージック・ストア限定盤
180g重量盤LP
直輸入盤仕様
日本初回盤CD帯の意匠を再現した巻き帯(*1のみ)
日本初回盤LP帯を可能な限り再現した巻き帯付(*2のみ)
解説/歌詞・対訳付
完全生産限定盤
価格:各4,500円+税
<海外プレス・リリース訳>
2018年3月28日(カリフォルニア州ロサンゼルス発)
ポール・マッカートニーはMPL/Capitolより2018年度のカタログ・リイシューとして4作品を5月18日にリリースする。作品は『NEW』、『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』、『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』、『スリリントン』。4枚とも手頃なデジパック1CDと180g重量盤1 LP(黒盤)の2種類で発売。また、限定で180g重量盤のカラー・ヴィニールLPも発売。すべての LP盤にダウンロード・カードが封入。
2013年の発売時に『NEW』は「ローリング・ストーン」誌に“エネルギッシュで、とても楽しい新作ロックン・ロールが満載”と絶賛された。ジャイルズ・マーティンがエクゼクティヴ・プロデューサーを務め、マーク・ロンソン、イーサン・ジョンズ、そしてポール・エプワースというプロデューサー陣を迎えて製作された『NEW』は、アメリカのチャートで初登場3位に輝いた。アルバムは、「Entertainment Weekly」誌から音楽メディアのPitchforkまで、様々な媒体で好意的な評価を獲得した。そしてタイトル・トラックと「クイーニー・アイ」、「セイヴ・アス」は、〈アウト・ゼアー〉や〈ワン・オン・ワン〉などのポール・マッカートニーのワールド・ツアーのライヴでの定番曲となった。今回の2018年度の『NEW』では、2013年のアルバム発売以来初めてLP盤がリイシューされ、180g重量盤のピンク色のカラー・ヴィニールLPも限定盤として登場する。またLPには12×12インチのインサートとダウンロード・カードが封入。
2005年にリリースされた『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード~裏庭の混沌と創造』はリリース当初から、『フレイミング・パイ』、『ラン・デヴィル・ラン』、『ドライヴィング・レイン』に続くポールの快進撃と賞賛された。(レディオヘッドやベックを手がけた)ナイジェル・ゴドリッチのプロデュースで、「ファイン・ライン」やグラミー賞受賞の「ジェニー・レン」などのシングルをフィーチャーした『ケイオス・アンド・クリエイション〜』は、ビルボード・チャートに6位で初登場した。そして、ポールが大々的なアメリカ・ツアーを行なったこともあり、その後半年ほどチャート内に留まり続けた。2007年には「ジェニー・レン」がグラミー賞の最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞に輝き、アルバムは、最優秀アルバム賞を含むグラミー賞3部門にノミネートされた。2018年度の『ケイオス・アンド・クリエイション〜』では、発売以来初めてLP盤のリイシューが実現し、180g重量盤の金色のカラー・ヴィニールLPも限定盤として登場する。またLPには12×12インチのインサートとダウンロード・カードが封入。
元々は1978年に『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』として発売されたこのアルバムは、ポール・マッカートニーのビートルズ以降初のコンピレーション・アルバムとして、当時、それまでのマッカートニーのアルバムには未収録だった名曲「アナザー・デイ」、「ジュニアズ・ファーム」、「ハイ・ハイ・ハイ」、「夢の旅人」をフィーチャーしていた。ウイングスとしては最後から2枚目となったこの『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』は、世界的な大ヒットとなり、一部の世代にとっては70年代のサウンドトラックになった。2018年度のリイシューでは、『ウイングス・グレイテスト・ヒッツ』の180g重量盤の青色のカラー・ヴィニールLPが限定盤として登場する。またLPには20×30インチのポスターとダウンロード・カードが封入。
1971年にレコーディングされたが、1977年になってやっと発売された『スリリントン』はマッカートニーの名高いディスコグラフィの中でも異彩を放つ作品のひとつ。アルバムは、パーシー“スリルズ”スリリントンという偽名のクレジットで、当初はこの架空の社交界の有名人の彼の経歴がイギリスの新聞の広告欄に掲載された。実際にはこの『スリリントン』はポールとリンダ・マッカートニーが自らの作品の『ラム』をインストゥメンタル/ジャズ・ヴァージョンとして再構築した作品だった。2018年度のリイシューでは、1977年の発売以来コレクターたちの間で希少盤となり、高値がついているこの『スリリントン』が初めてヴィニール盤で復活し、再びパーシー・スリリントンが蘇る。この作品でもダウンロード・カードが封入された180g重量盤の赤と黒のマーブルのカラー・ヴィニールLPが限定盤として登場する。