4/27 東京ドーム公演レポート掲載!

2015.04.27 TOPICS

ポール・マッカートニー
アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015
2015年4月27日 東京ドーム

東京ドーム3デイズ公演も本日が最終日。会場を埋めつくした超満員の観客が待ちわびる中、19:00ちょうどにシックなベージュ色のジャケットに身を包んだポールがステージに登場。オープニングは、大阪&東京初日に披露した「マジカル・ミステリー・ツアー」に再び戻った。

今回の来日公演では初披露となった「あの娘におせっかい」など、冒頭のご機嫌なロック・チューンを皮切りに観客を圧倒。そのあともベース、ギター、ピアノ、ウクレレと、楽器を持ち替え、新旧のヒット曲を次々に演奏した。
中でも、ジョン・レノンに捧げて演奏した「ヒア・トゥデイ」では、客席から感極まった観客の叫びも聞こえた。歌い終わったあとの「ジョン、フォーエヴァー!」というMCも感動を呼んだ。

また、2013年の来日公演同様、今回も日本語でのMCをたくさん聞かせてくれているポール。この日も、オープニングの「コンバンワ、トーキョー! マタアエタネ! ユウゲンジッコウ!」に加え、「コンバン、マタ、ニホンゴ、ガンバリマス」「ボクノニホンゴ、ダイジョウブ?」とジョークを飛ばしたり、「イッショニ、ウタオウヨ!」(「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」)、「ウタッテ、ダンシ! ウタッテ、ジョシ! ミンナデ!」(「ヘイ・ジュード」)、「モットキキタイ?」(アンコール時)など観客に呼びかけたりした。観客と一体になることで最高の夜にしたいというポールの想いがひしひしと伝わってきて、ドーム内は終始温かいムードに包まれていた。

2時間45分に及ぶ堂々たるステージは、「伝説」と称されるのにふさわしいロックの歴史そのもの。「サイコー!」「ゼッコーチョー!」とステージ中に何度も繰り返したポール。鳴り止まない歓声を前に、「マタアイマショウ!See you next time!」という一言を残し、ステージを去りました。

そして遂に、明日28日、1966年のビートルズ公演以来49年ぶりに日本武道館のステージに立つという歴史的一日を迎える。


《セットリスト》
1. マジカル・ミステリー・ツアー(ビートルズ)
2. セイヴ・アス(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
3. キャント・バイ・ミー・ラヴ(ビートルズ)
4. あの娘におせっかい(ウイングス)
5. レット・ミー・ロール・イット(ウイングス)
6. ペイパーバック・ライター(ビートルズ)
7. マイ・ヴァレンタイン(ソロ)
8. 1985年(ウイングス)
9. ロング・アンド・ワインディング・ロード(ビートルズ)
10. 恋することのもどかしさ(ソロ)
11. 夢の人(ビートルズ)
12. 恋を抱きしめよう(ビートルズ)
13. アナザー・デイ(ソロ)
14. ホープ・フォー・ザ・フューチャー(ソロ / 最新曲)
15. アンド・アイ・ラヴ・ハー(ビートルズ)
16. ブラックバード(ビートルズ)
17. ヒア・トゥデイ(ソロ)
18. NEW(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
19. クイーニー・アイ(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
20. レディ・マドンナ(ビートルズ)
21. オール・トゥゲザー・ナウ(ビートルズ)
22. ラヴリー・リタ(ビートルズ)
23. エリナー・リグビー(ビートルズ)
24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ビートルズ)
25. サムシング(ビートルズ)
26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ビートルズ)
27. バンド・オン・ザ・ラン(ウイングス)
28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(意ビートルズ)
29. レット・イット・ビー(ビートルズ)
30. 007死ぬのは奴らだ(ウイングス)
31. ヘイ・ジュード(ビートルズ)

32. デイ・トリッパー(ビートルズ)
33. ハイ・ハイ・ハイ(ウイングス)
34. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(ビートルズ)

35. イエスタデイ(ビートルズ)
36. ヘルター・スケルター(ビートルズ)
37. ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド(ビートルズ)

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