商品紹介
■クラシックの作曲は独学で、オーケストレーションを学ぶためにストラヴィンスキーやラヴェルに弟子入りを申し込んだものの、すでに一流の作曲家として活躍していたガーシュウィンは、ことごとく断られたという逸話があります。それだけ才能に恵まれたガーシュウィンは、1936年の暮れ頃から精神状態が不安定になり、翌年の7月10日に脳腫瘍のため、38歳の若さで亡くなりました。
■あまりにも素晴らしい才能を持ちながら、若くして亡くなった姿はまるでモーツァルトのようであり、今なお彼の作品がジャンルを問わず親しまれているのもその証といえるでしょう。
■このアルバムには、そんなガーシュウィンが遺した名曲達をたっぷり2枚組に収録。
■DISC1はジャズのスタンダード・ナンバーで、エラ・フィッツジェラルド、ルイ・アームストロング、サラ・ボーンといった錚々たるジャズ・メン達の録音で収録。
■DISC2は「ラプソディ・イン・ブルー」をはじめとしたクラシック作品集で、小澤征爾やリッカルド・シャイーといった世界的アーティスト達の演奏で収録。「ラプソディ・イン・ブルー」はイタリアのジャズ・ピアニスト、ステファノ・ボラーニと、同じくイタリアの名指揮者、リッカルド・シャイーが率いる世界最古のオーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の演奏で、ジャズとクラシックが融合したガーシュウィン作品にふさわしい録音を収録しています。
曲目
DISC1:ジャズ編
1
ストライク・アップ・ザ・バンド / オスカー・ピーターソン(ピアノ)、バーニー・ケッセル(ギター)、レイ・ブラウン(ベース)
Strike Up The Band
2
サマータイム / エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)、ルイ・アームストロング(トランペット)、ラッセル・ガルシア・オーケストラ
Summertime
3
私の彼氏 / サラ・ヴォーン(ヴォーカル)
The Man I Love
4
やさしい伴侶を / ブロッサム・ディアリー(ヴォーカル&ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、エド・ジグペン(ドラムス)
Someone To Watch Over Me
5
わが恋はここに / シャーリー・ホーン(ヴォーカル)
Our Love Is Here To Stay
6
誰にも奪えぬこの想い / ビリー・ホリデイ(ヴォーカル)、ハリー・スウィーツ・エディソン(トランペット)、ベン・ウェブスター(テナー・サックス)、ジミー・ロウルズ(ピアノ)、バーニー・ケッセル(ギター)、レッド・ミッチェル(ベース)、ラリー・バンカー(ドラムス)
They Can't Take That Away From Me
7
イット・エイント・ネセサリリー・ソー / ペギー・リー(ヴォーカル)
It Ain't Necessarily So
8
いつの頃から / サラ・ヴォーン(ヴォーカル)
How Long Has This Been Going On?
9
オー、レディ・ビー・グッド / エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)
Oh, Lady Be Good
10
霧の日 / サラ・ヴォーン(ヴォーカル)、ハル・ムーニー(指揮/アレンジ)
Gershwin: A Foggy Day
11
愛するポーギー / ニーナ・シモン(ヴォーカル)
I Loves You Porgy
12
フー・ケアーズ / アニタ・オデイ(ヴォーカル)
Who Cares?
13
アイヴ・ガット・ア・クラッシュ・オン・ユー / ダイナ・ワシントン(ヴォーカル)
I've Got A Crush On You
14
みんな笑った / ビング・クロスビー(ヴォーカル)、バディ・ブレグマン・オーケストラ
They All Laughed
15
エンブレイサブル・ユー / エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)
Embraceable You
16
ス・ワンダフル / ヘレン・メリル(ヴォーカル)、クリフォード・ブラウン(トランペット)
'S Wonderful
17
アイ・ガット・リズム / エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)
I Got Rhythm
18
魅惑のリズム / マーク・マーフィー(ヴォーカル)
Fascinating Rhythm
DISC2:クラシック編
1
ラプソディ・イン・ブルー / ステファノ・ボラーニ(ピアノ)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、指揮:リッカルド・シャイー
Gershwin: Rhapsody in Blue: Rhapsody In Blue
2
パリのアメリカ人 / サンフランシスコ交響楽団、指揮:小澤征爾
Gershwin: An American In Paris
3
ピアノ協奏曲へ調~第3楽章 / マーカス・ロバーツ・トリオ、サイトウ・キネン・オーケストラ、指揮:小澤征爾
Gershwin: Concerto in F - Arr. for Jazz Trio by Marcus Roberts: 3. Allegro agitato
4
キューバ序曲 / シカゴ交響楽団、指揮:ジェイムズ・レヴァイン
Gershwin: Cuban Overture
5
3つの前奏曲~第1番 / ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
Gershwin: 3 Preludes for Piano Solo: 1. Allegro ben ritmato e deciso
6
リアルト・リップルズ / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、指揮:リッカルド・シャイー
Gershwin, Donaldson: Rialto Ripples (Rag)
7
《ファニー・フェイス》序曲 / ボストン・ポップス・オーケストラ、指揮:アーサー・フィードラー
Gershwin: Overture [Funny Face] (Arr. Rose)
8
《ガール・クレイジー》組曲 / ボストン・ポップス・オーケストラ、指揮:アーサー・フィードラー
Gershwin: Girl Crazy - Suite (Arr. Anderson)
9
サマー・タイム / ルネ・フレミング(ソプラノ)、ニュ-ヨ-ク・ヴォイセス、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、指揮:ジェイムズ・レヴァイン
Gershwin: Porgy and Bess / Act 1: "Summertime"