SA-CD

TBS VINTAGE CLASSICS (25) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ《クロイツェル》、シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ、他 [SA-CD HYBRID]

ミシャ・エルマン、ガスパール・カサド MISCHA ELMAN

  • 解 説
フォーマットSA-CD
組み枚数1
レーベルUNIVERSAL CLASSICS
発売元ユニバーサルミュージック合同会社
発売国日本
録音年1955年10月18日 (1-3)、1958年5月8日(4-10)
録音場所大阪府立体育会館 (1-3)、大阪フェスティバルホール(4-10)
演奏者ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン [1-3])、ジョセフ・セイガー(ピアノ [1-3]) 、ガスパール・カサド(チェロ [4-10]) 、ヘルムート・バルト(ピアノ [4-10])

商品紹介

エルマンとカサドの芸風が鮮やかに刻印された名演。

このディスクに収められているのは、ミッシャ・エルマンとガスパール・カサドという2人の世界的な名手が日本で行った演奏である。この2人は、SP時代、それもアコースティック録音の時期から、レコードを通じて日本の愛好家に、その名を知られていた名手であることが共通している。
エルマンの演奏スタイルは、自らの音色美や歌いまわしを前面に押し出したものであり、“古過ぎる”、“大時代的”と評されはしたものの、来日時のインタビュー記事を読めば、エルマンが、当世の人気奏者のスタイルに否定的な意見を持ち、頑なに自らのスタイルを押し通そうとしていたことが伝わってくる。~カサドは、楽曲が備えている憂愁をほど良く打ち出しながら、表情豊かな演奏を繰り広げており、原曲よりも華やかなパッセージが盛り込まれたスコアを相手に、両端楽章では巨匠的な風格あふれる快演を披露。第2楽章では、美しい旋律をみずみずしく再現して、さすがの貫禄を放っている。今回、TBS VINTAGE CLASSICSシリーズを通じて、エルマンとカサドという2人の名手の個性が見事に刻み込まれた演奏が、SACDハイブリッド盤で甦ったことを大いに喜びたいと思う。 満津岡信育(ライナーノーツより)
マスタリング:2013年12月 by 杉本一家(ビクタークリエイティブメディア)

内容

~眠っていた巨匠たちのジャパン・ライヴが今、甦る~
TBSの倉庫で眠っていた貴重な世界の巨匠たちの音源を最新リマスター、SACDハイブリッドで発売!

曲目

[SA-CD]

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》

1

第1楽章: アダージョ・ソステヌート-プレスト

2

第2楽章: アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ

3

第3楽章: プレスト

マルチェルロ(ピアッティ編曲):ソナタ 第1番 ヘ長調

4

第1楽章: ラルゴ

5

第2楽章: アレグロ

6

第3楽章: ラルゴ

7

第4楽章: プレスト

シューベルト(カサド編曲):アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821

8

第1楽章: アレグロ・モデラート

9

第2楽章: アダージョ

10

第3楽章: アレグレット

発売日
2014-02-19
価 格
¥3,457 (税込)
品 番
TYGE-60020

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