商品紹介
上田仁と東響のショスタコーヴィチ!!伝説の名コンビによる交響曲第12番《1917年》の日本初演の記録が、ついに蘇る。
戦後の日本において、社会主義を支持する人々が多かったこともあり、ソヴィエト・ロシアの文化は畏敬にも似た憧れをもって受け入れられていた。~雑誌『音楽芸術』は1953年5月にプロコフィエフ、1954年5月にショスタコーヴィチ特集を組んでいる。~そんな時代に、ソ連の同時代音楽を日本に紹介するうえで大きな役割を果たしたのが、東京交響楽団と、その常任指揮者を務めていた上田仁である。しかし現在、上田と東響の功績は、よく知られているとは言い難い。理由は簡単で、現代のわれわれにとって、実際に彼らの演奏を聴くことは不可能に近かったからである。~その意味で、今回発見されたこのライヴ録音の意義は大きい。
増田良介(ライナーノーツより)
増田良介(ライナーノーツより)
内容
~眠っていた巨匠たちのジャパン・ライヴが今、甦る~
TBSの倉庫で眠っていた貴重な世界の巨匠たちの音源を最新リマスター、SACDハイブリッドで発売!
曲目
[SA-CD]
ショスタコーヴィチ:交響曲 第12番 ニ短調 作品112 《1917年》
1
第1楽章: 「革命のペトログラード」 モデラート - アレグロ
2
第2楽章: 「ラズリーフ」 アダージョ
3
第3楽章: 「アヴローラ号」 アレグロ
4
第4楽章: 「人類の夜明け」 リステッソ・テンポ - アレグレット - モデラート
上田仁
5
上田仁 インタビュー