商品紹介
圧倒的な存在感! ハイフェッツ最後の来日公演が、59年の時を経てついに登場。
戦後9年目にあたる1954年には、大物音楽家たちが続々と日本を訪れた。すでに、戦前に3回来日していたハイフェッツが、戦後初めて日本の土を踏んだのは、4月16日のこと。ラジオ東京(現TBS)が、同局の創立3周年記念番組として「ハイフェッツ演奏会」を放送した。ベートーヴェンの《クロイツェル》とバッハの〈シャコンヌ〉の2曲を収録し、50分番組として、日曜日の午後8時からのゴールデンタイムに放送されたことからも、ハイフェッツの演奏が、いかに待ち望まれていたかがうかがえることだろう。~ハイフェッツは、第1~8番&第10番をエマニュエル・ベイと47~52年に録音しているが、彼とは《クロイツェル》の正規録音を残しておらず、当盤所収のライヴ録音は、組み合わせの面でも貴重である。しかし、それ以上に特筆すべきは、ハイフェッツの演奏のすばらしさであり、巧みに彼を立てながら音楽をまとめ上げていくベイの手腕である。
満津岡信育(ライナーノーツより)
満津岡信育(ライナーノーツより)
内容
~眠っていた巨匠たちのジャパン・ライヴが今、甦る~
TBSの倉庫で眠っていた貴重な世界の巨匠たちの音源を最新リマスター、SACDハイブリッドで発売!
曲目
[SA-CD]
1
解説
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47《クロイツェル》
2
第1楽章: アダージョ・ソステヌート - プレスト
3
第2楽章: アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ
4
第3楽章: プレスト
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
5
シャコンヌ