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ひとつの到達点! デア・リング東京オーケストラ第9弾
ビゼーの交響曲は、西脇が高校2年生の12月(1966年)に、前年16歳で始めたチェロで初めて念願のオーケストラに、エキストラで参加した思い出の曲です。ビゼーがパリ音楽院在学中17歳で作曲され、生き生きとして新鮮、青年ならではの息吹にあふれています。
ビゼーは36歳の若さで亡くなりましたが、31歳と35歳で夭逝したシューベルトやモーツァルト、あるいは38歳の若さで亡くなったメンデルスゾーンにも通ずる演奏上の難しさがあるように思われます。
デア・リン グ東京オーケストラは、ワーグナーの聖地バイロイト祝祭劇場の響きを理想として命名したこともあり、創立時よりワーグナーを演奏することをひとつの目標としてきましたが、まずは「ジークフリート牧歌」でその第一歩を踏み出しました。
「ジークフリート牧歌」は、ワーグナーと再婚したリストの娘コジマの誕生日に当たる、1870年12月25日のクリスマスの朝に友人たちにより初演され、コジマに献呈されています。前年1869年には長男ジークフリートが生まれていて、よろこびと喜幸福感にあふれています。
この2曲は本年(2021年)2月に開催した府中の森芸術劇場「ウィーンホール」で公開録音での収録です。
3曲目の「未完成交響曲」は西脇が高校2年生の4月(1965年)に、ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団初来日公演を聴き、あまりの天国的な美しさに鳥肌がたち、どうしてもオーケストラをやりたいと思い、チェロをはじめるきっかけになった曲です。
「未完成交響曲」は2019年9月に東京オペラシティ コンサートホールで行われた公演の折に収録されています。
2013年DRTを結成し、録音を開始してから今年で8年になる。私はずっと彼らの演奏録音活動を見てきたが、とうとうここまでたどり着いたかという思いだ。今回のCDの出来は、すばらしい。独裁ではなく、民主主義、西脇義訓の目指したオーケストラの音作りのひとつの到達点ではないだろうか。--------ライナーノーツより(大原哲夫)
曲目
[C D]
ビゼー:交響曲 ハ長調
1
第1楽章: Allegro vivo
2
第2楽章: Adagio
3
第3楽章: Scherzo. Allegro vivace
4
第4楽章: Finale. Allegro vivace
ワーグナー:
5
ジークフリート牧歌 作品103
シューベルト:交響曲第7(8)番 ロ短調《未完成》 D.759
6
第1楽章: Allegro moderato
7
第2楽章: Andante con moto