CD

讃美 Laudatio

水野信行 Nobuyuki Mizuno

フォーマットCD
組み枚数1
レーベルmolto fine
発売元ユニバーサルミュージック合同会社
発売国日本
録音年2006年3月6日 (1)、2013年4月1日、2日(2-5) 、2007年1月23日(6,7)
録音場所浜離宮朝日ホール(1)、所沢市民文化センター ミューズ アークホール(2-5) 、三鷹市芸術文化センター「風のホール」(6,7)
パーソネル室住素子:オルガン(2-5)、吉野直子:ハープ(6,7)
演奏者水野信行:ホルン(1,4-7)、ピッコロ・ホルン(2,3)

商品紹介

ホルンと共に歩んだ50年の集大成

このCDには水野信行が、ホルンとともに歩んだ50年間に関わりのあったすべての音楽家、作曲家、そして応援してくれた人々への、感謝と賛美の気持が込められています。水野はP.ダムに魅せられ、レコードを何度も聞き返しながら、いつの日か直接指導を受ける日を夢見ていました。そのチャンスは1973年、ザルツブルクの講習会で訪れ、以後40年間、ダムは暖かく水野を見守ってくれています。最初の5曲は、恩師ペーター・ダムへのオマージュであると同時に、33年間のドイツの生活で水野の体にしみ込んだ、教会の響きの中から生まれた作品を選んでいます。アルバムのタイトルにもなっている1曲目のクロールの「讃美」(Laudatio)はホルン独奏の曲。次の曲から4曲はオルガンの室住素子との共演で、J.S.バッハとフィンガーはP・ダムも開発の助言をしたピッコロホルンを使用しています。フォルスターは、水野がやはり師事したことがあるバウマンバウマンのレコードをきいて、オルガン版に編曲した協奏曲からのアダージョで、宗教的な雰囲気がただよっています。クロールの作品がもうひとつ。ミサ・ムータは水野が初めてクロールに出会った作品です。1978年ワイマールのP・ダムの講習会の折に、ナウムブルクの教会でおこなわれたP・ダムとオルガンの演奏に衝撃を受け、その衝撃を自分なりに再現しようと収録したものです。最後の2曲、ドープラーとラヴェルは室内楽演奏会でハーピスとの吉野直子と共演した想い出の曲です。2人は、しばしばサイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管弦楽団でいっしょに演奏してきました。ドープラの作品はスコットランド民謡のロビン アデアをテーマにしたホルンとハープのための変奏曲で、序奏に続いて2曲目に「ロビン アデア」のテーマ、3曲目から7曲目までがその変奏曲という構成です。最後の「亡き王女のためのパヴァーヌ」は、原曲はピアノで、自身オーケストラにも編曲したラヴェルの代表作で、オーケストラ版ではホルンが大活躍します。

曲目

1

クロール:讃歌(ラウダーツィオ)

2

J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ

3

フィンガー:ピッコロ・ホルンとオルガンのためのソナタよりアレグロ

4

フォルスター:ヴァルトホルンとオーケストラのための協奏曲~アダージョ

5

クロール:ミサ・ムータ(ホルンとオルガンのための5つの小品)作品55

6

ドープラ:スコットランドの歌による変奏曲 作品22 - ホルンとハープのための変奏

7

ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ

発売日
2014-04-04
価 格
オープン・プライス
品 番
MF-27001

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