商品紹介
細部まで目が行き届いた緊張感あふれる名演
アッカルドの弾き振りによるベートーヴェン。1992年にジュリーニと共演した同作品でもスケールの大きな演奏を披露していたアッカルドですが、今作は自身が指揮も担当していることにより、細部にまできっちりと目が行き届いた緊張感あふれる演奏が繰り広げられています。悠然たる第1楽章、穏やかな第2楽章、弾むように快活な第3楽章と、楽章ごとに違う表情にもご注目ください。輝くような美音を克明に捉えた素晴らしい録音も聴きどころ。つややかなヴァイオリンの音色が存分に楽しめます。LP盤。には収録されなかった、2曲のロマンスも楽しめます。広がりのある響きに加え、瑞々しく輝かしい弦の音色が余すことなく捉えられています。この録音ではアナログ・レコーダーとDSDレコーダーの2台で録音していますが、このSACD盤は、DSDレコーダーによるマスターデで作成されています。