商品紹介
「ECM for Tomorrow」シリーズより、ECM歴代花形スターが残した名盤5作品をピックアップ!
結成から7年、ニューヨークの殿堂タウンホールでトリオがジャズ名曲の数々を奏でる
83年の結成3部作以降、ライヴ・バンド色を強めていたキース・ジャレット・トリオが、ビル・エヴァンスもライヴ作を制作したニューヨークの老舗ホールで公演。デューク・エリントン、セロニアス・モンク曲で伝統に敬意を表しながら、初期レパートリーも選曲。
■リッチー・バイラーク / ナーディス(UCCE-9284)
70年代に登場したビル・エヴァンス派の代表的ピアニストの鮮烈なECMデビュー作
デイヴ・リーブマンの73年ECM作に参加したバイラークが、同作のメンバーをスライドさせる形で翌年にレコーディング。リリカルに傾かない辛口の姿勢を打ち出す「ナーディス」が、新時代の息吹を感じさせる。理論家としての美的感覚も強くアピールしている。
■ポール・ブレイ / バラッズ(UCCE-9285)
ジャズ・ピアノの哲学者が初期ECMのカタログ増強のために提供した重要な67年録音作
キース・ジャレットを始め、60年代から現在まで数多くのピアニストに隠然たる影響を与えてきたのがポール・ブレイ。69年のECM創立の2年前に当時のレギュラー・メンバーと記録したトリオが、アーネット・ピーコックのナンバーを演奏。歴史的な価値が高い。
■チック・コリア / A.R.C(UCCE-9297)
チックの音楽性が劇的に展開した時期に、短命ながら大きな成果を残したトリオの記録
マイルス・デイヴィス・グループを退団したチック・コリアは、70年にカルテット“サークル”を始動。そこからアンソニー・ブラクストンが外れた本作は、68年の“ナウ・ヒー・シングス・トリオ”の過激な進化形とも呼べる内容。研ぎ澄まされた感覚は今も新鮮。
■パット・メセニー / ウォーターカラーズ(UCCE-9305)
4人編成によりパット・メセニー・グループの原型となったライル・メイズとの初共演作
ECMからリーダー作を発表していたエバーハルト・ウェーバーが加入してカルテットを編成。「水」をテーマにメセニーが書いた全7曲は、透明感溢れるサウンドがレーベル・イメージと重なり、前作『ブライト・サイズ・ライフ』とは異なる世界を打ち出した。
曲目
キース・ジャレット / ボディ・アンド・ソウル
1
ベムシャ・スウィング
Bemsha Swing
2
オールド・フォークス
Old Folks
3
ウッディン・ユー
Woody'n You
4
ブレイム・イット・オン・マイ・ユース
Blame It On My Youth
5
ゴールデン・イヤリングス
Golden Earrings
6
ボディ・アンド・ソウル
Body And Soul
7
ザ・キュア
The Cure
8
昔はよかったね
Things Ain't What They Used To Be
リッチー・バイラーク / ナーディス
1
ナーディス
Nardis
2
プレイシズ
Places
3
シーイング・ユー
Seeing You
4
イーオン
Eon
5
ボーンズ
Bones
6
ミツク
Mitsuku
ポール・ブレイ / バラッズ
1
エンディング
Ending
2
サークルズ
Circles
3
ソー・ハード・イット・ハーツ
So Hard It Hurts
チック・コリア / A.R.C
1
ネフェルティティ
Nefertitti
2
バラード・フォー・ティリー
Ballad For Tillie
3
A.R.C.
A.R.C.
4
ヴェダーナ
Vedana
5
タナトス
Thanatos
6
ゲームズ
Games
パット・メセニー / ウォーターカラーズ
1
ウォーターカラーズ
Watercolors
2
アイスファイアー
Icefire
3
オアシス
Oasis
4
レイクス
Lakes
5
リヴァー・キー
River Quay
6
組曲: I.フロリダ・グリーティング・ソング/II.湖の伝説
SUITE: I. FLORIDA GREETING SONG / II. LEGEND OF THE FOUNTAIN
7
海のうた
Sea Song