商品紹介
クラリネットの名手ポール・メイエによる新録音
ウェーバーのクラリネット協奏曲は、ミュンヘンの宮廷管弦楽団のクラリネット奏者であった彼の友人、ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマンのために書かれました。1811年にベールマンが小協奏曲の作曲をウェーバーに依頼し、たった2週間で曲が完成。その3日後にバイエルン国王マクシミリアン1世の臨席のもと初演され大成功を収めます。この曲と演奏に感激したマクシミリアン1世は、ウェーバーに更に2曲の作曲を依頼し、その2曲も約3ヶ月という驚きのスピードで書き上げられました。短期間ながら作品の完成度はとても高く、クラリネットの名人芸が存分に発揮された華やかなものになっています。フランスのクラリネット奏者ポール・メイエはこのウェーバーの一連の作品を1991年にも録音し、高い評価を受けていますが、今回の新録音では、吹き振りということで、気心の知れたローザンヌ室内管弦楽団を自由に操り、変幻自在な演奏を聴かせてくれます。
内容
[SACDハイブリッド仕様]
曲目
1
ウェーバー:クラリネット協奏曲 第1番 ヘ短調
2
ウェーバー:クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調
3
ウェーバー:クラリネット小協奏曲 ハ短調