商品紹介
歴史あるオルガンの音色で作曲当時に思いを馳せる
マルクルは若いから自信に溢れていたという事実が、ベルリン旅行の際に書いた記録で明らかにされています。彼はロルツィングを批判し、ワーグナーを才能ある作曲家と評価していました。また、ブラームスに多大な影響を与えていて、その影響はオルガンの作曲だけにとどまらず、『ドイツ・レクイエム』にも及んでいました。
マルクルのオルガン曲の多くは、実用的な演奏目的か自身のオルガンの教え子のために作曲され、聖メアリー協会のオルガンのロマンティックな音色で奏でられました。アンジェイ・シャデイコはそのダンツィヒの楽器の代わりとなる優れたオルガンをシュトラールズントでみつけました。それが聖ニコライ教会の1841年製ブッフホルツ・オルガンで、今回の録音で演奏されています。このオルガンは第二次世界大戦で完全に破壊されましたが、その後専門家の技術により復元されました。【SACDハイブリッド仕様】
曲目
[SA-CD]
フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887):
1
後奏曲 第1番 ロ短調
2
トリオ 作品124-1
3
トリオ 作品124-2
4
後奏曲 作品62-4
フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887):コラール 作品123 Heft 1 Nr.1-12
5
Allein Gott in der Höh‘ sei Ehr
6
Christus der ist mein Leben
7
Ein feste Burg ist unser Gott
8
Es ist das Heil uns kommen her
9
Es wolle Gott uns gnädig sein
10
Freu dich sehr, o meine Seele
11
Herzlich lieb hab‘ ich dich, o Herr
12
Herzlich thut mich verlangen
13
Jesu meine Zuversicht
14
Jesus meines Lebens Leben
15
Lobe den Herrn
16
Lobt Gott ihr Christen allzugleich
フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887):
17
トリオ 作品124-5
18
アンダンテ
19
後奏曲 作品62-5
フリードリヒ・ヴィルヘルム・マルクル(1816-1887):ソナタ 作品56
20
Allegro maestoso
21
Andantino
22
Finale. Vivace