商品紹介
ヒンデミットのヴィオラへの格別なる愛を表現
19世紀まではヴァイオリンの陰に隠れた存在であったヴィオラ。多くはオーケストラの「縁の下の力持ち」的な扱いを受けており、この楽器が華々しく取り上げられる機会はほとんどありませんでした。しかし自らも卓越したヴィオラ奏者であったヒンデミットは、ヴィオラのために数多くの作品を書くことになります。もちろん彼はその他の楽器の性能にも精通していましたが、やはりヴィオラの音色には格別の愛着があったようで、その精緻な作品群は現在のヴィオラ奏者たちの大切なレパートリーとなっています。初期の作品はロマン派の色合いを帯びていますが、後期になるに従って新古典派主義に移行しているところも面白いものです。演奏しているオイラーは、ニューヨーク・フィルハーモニーやフィラデルフィア管弦楽団と共演、また1991年にはグラーツの音楽演劇大学の教授に任命されるなど、世界的名手として知られています。[ハイブリッドSACD仕様]
曲目
ヒンデミット:
1
ヴィオラ・ソナタ ヘ調 Op.11-4
2
無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.25-1
3
無伴奏ヴィオラ・ソナタ Op.11-5
4
ヴィオラ・ソナタ Op.25-4