商品紹介
ゴルトベルクの編曲版はここまで来た!
J.S.バッハの最高傑作「ゴルトベルク変奏曲」は、もともとは鍵盤楽器のための作品であり、基本的にはチェンバロもしくはモダン・ピアノで演奏されます。しかしあまりにも魅力的な作品であるため、これまでにも弦楽三重奏版やギターソロ、もしくは二重奏版、2台ピアノ版、オルガン版、木管四重奏版など多彩な編曲が施され、奏者、聴き手の双方を楽しませていることは周知のとおりでしょう。そんな「ゴルトベルク」に今回挑むのは、ファゴット8本とコントラファゴット1本という面白い編成です。ここで演奏しているバスーン・コンソートのメンバーであるヘンリク・ラビエンの編曲は、全体を1オクターブ低くすることで、原曲の調性(ト長調/ト短調)を保ちながら、コントラファゴットを用いることで一層深淵な響きを投入し、数々の華麗な変奏部分を完璧に演奏するというもの。卓越したアンサンブルとテクニックが原曲を越えた楽しさを感じさせてくれます。ファゴットのつややかな響きを余すことなく伝えるSACDハイブリッド盤による優秀録音です。
内容
Hybrid-SACD仕様(SACD-Stereo, SACD-Surround, CD-Stereo)
曲目
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.998 (ヘンリク・ラビエンによる、9人のバスーン奏者のための編曲版)