商品紹介
オランダの知られざる作曲家たちによるチェロ作品
オランダの知られざる作曲家たちのチェロ・ソナタを精力的に録音しているホックスカイドとルース。今回の第7集では、パリで活躍し、ベルリオーズや、バルザックと交友を持ったアレクサンダー・バッタの小品を始めとした興味深い作品が並んでいます。名チェリスト、オルマンはサン=サーンスがチェロ協奏曲第2番を献呈したことで知られますが、日本にも来日経験があり、皇室にも縁のある人で、作曲家としてもいくつかの曲を残しています。マーストリヒトで生まれたヴェズリーは評論家として活躍し、数々の大衆的な歌を書いたことで知られています。同じくマーストリヒトで生まれたボノムはダリウス・ミヨーに師事した女性作曲家、ピアニスト。第二次世界大戦時に迫害を受けますが、戦後名誉を回復します。しかし収容先の老人ホームの火災でその長い一生を終えるという不幸な最期を遂げたことでも知られています。
内容
《収録曲》
ジョゼフ・オルマン(1852-1927):「プルクワ」、「子守歌」
ジュリアス・ベネディクト(1804-1885)&アレクサンダー・バッタ(1816-1902):「悪魔のロベール」
エミール・ヴェズリー(1858-1926):「秋の夢想」
アンドレ・ボノム(1905-1982):「ソナチネ」、「哀歌」、「追悼」
ジョゼフ・オルマン:「ベルクの思い出」、「セレナーデ」、「アンダンテ・レリジョーソ」
アレクサンダー・バッタ:「トロヴァトーレによる幻想曲」
ジョゼフ・オルマン:「エクスタス」