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古典とロマンティックな情感が融合された美しき佳作
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927)は、クララ・シューマンのようなピアニスト兼作曲家でした。彼女はカールスルーエの楽長だったヨハン・ヴェンツェル・カリヴォーダより音楽の教育を受け、その後クララ・シューマンの元でピアノを、ラインベルガーに作曲を学ぶ機会を得ています。ピアニストとして高い評価を得、女流作曲家に対して厳しかった19世紀半ばにあって、積極的に作品を発表していきました。知られざる作曲家、ル・ボーの作品がひとりでも多くの人に聴かれる事を願ってMDGが制作した当盤には、古典の中にロマンティックな情感が融合された彼女の美しい室内楽作品が収録されています。