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思索的で濃厚な表現のツェートマイアー指揮のメンデルスゾーン
MDGレーベルによるメンデルスゾーンの交響曲全集、今作は指揮者ツェートマイアーによる第1番と第5番です。ご存知のように名ヴァイオリニストとして名が知られるツェートマイアーですが、最近は指揮者としても素晴らしい活動をしており、ここでもヴィンタートゥール・ムジークコレギウムから溌剌とした音楽を紡ぎ出しています。このメンデルスゾーンの交響曲のうち、第1番は彼が15歳の時の作品で、既に充実した曲を何曲も書き天才の名を欲しいままにしていたメンデルスゾーンの、面目躍如たる風格ある音楽です。第5番は「宗教改革」として名高いもので、本当は第1番の次に書かれていますが、出版の都合で第5番となったものです。曲のモチーフにルターのコラールが使われています。ピリオド・アプローチも視野に取り込んだ個性的な演奏になるものと思われます。