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ブリテン最後の10年間に切り込んだドキュメンタリー
イギリスの名作曲家ブリテン。晩年の1970年代には、創作の筆を落とすことなく最後のオペラ「ヴェニスに死す」や「弦楽四重奏曲第3番」など、この時期を代表する作品を生み出す一方で、健康の悪化にも悩まされていました。心臓を悪くしていた彼は1973年に手術をしており、以降は車椅子を使いながら生活を送るようになりました。この映像で監督をつとめるジョン・ブリッドカットは、彼の友人や協力者の証言を交えながら、最後の2つの傑作に挑みつつ病気に苦悩するブリテンの内面に焦点を当て、晩年の10年間を浮き彫りにしていきます。