商品紹介
■ヘインズのオリジナル曲と、ハウリン・ウルフ、エルモア・ジェームズ、ジュニア・ウェルズ、アン・ピーブルズ、ボビー・ブルー・ブランド、さらにはトム・ウェイツやアニマルズなどの有名なカヴァー曲が均等にミックスされた作品。
■「私個人としては、何年も前からやりたいことのリストに入っていました」とヘインズは語っている。「ソロ・アルバムになるのか、ガヴァメント・ミュールのレコードになるのかはわからなかったですが。ステージでは時々、伝統的なブルースを演奏していますが、1回のショーで数曲を演奏するだけで、ブルースに対する私たちのアプローチはユニークで、バンドとしてのケミストリーに基づいているなと感じています。このアルバムは私たちに使命を与えてくれました。ある意味では『何でもあり』なのですが、伝統的な意味でのブルースの精神に忠実でありたいと思いました。これはブルース/ロックのレコードではなく、ブルースのレコードなのです。サウンド的にも、通常のガヴァメント・ミュールのレコードとは異なるものにしたかったのです」。
■厳密にはスタジオ・アルバムだが、“Heavy Load Blues”はThe Power Station New Englandのスタジオでアナログテープを使ってライブ録音されており、ヴィンテージ・ギターやアンプなどの機材を使用して本物のサウンドを再現している。13曲入りのこのアルバムは、ヘインズがエンジニア兼共同プロデューサーのジョン・パテルノ(マイケル・ランドウ、ロビー・ウィリアムス、スティーヴ・ガッド・バンド)と一緒に制作したものだ。
■中でも、ジュニア・ウェルズのスタンダード曲「スナッチ・イット・バック・アンド・ホールド・イット」は、バンドが自由に名曲をカヴァーしながら、“Hold It Back”という自然発生的なジャムを挟み込み、明らかにファンキーなグルーヴを与えられたソウルフルで刺激的な解釈を実現。また、ブルース・ファンにはお馴染みの曲でも、ヘインズ、マット・アバーツ(ドラム)、ダニー・ルイス(キーボード、ギター、バッキング・ヴォーカル)、ヨルゲン・カールソン(ベース)の4人のバンドは、独自のアレンジを加えていることが多い。アン・ピーブルズが録音した“I Feel Like Breaking Up Somebody's Home”は、バンドがライヴで演奏したことのある数少ない曲の一つ。この曲では、ヘインズの軽快なギター・リフが、オルガンとリズムという強固な土台の上で奏でられ、ある種のファンクのようなフィネスを醸し出している。ハウリン・ウルフの“I Asked Her For Water, She Gave Me Gasoline”では、ロック、R&B、ジャム、ファンク、ジャズなど、様々なジャンルを融合させながら限界を超えることで知られるガヴァメント・ミュールが、オリジナルとは一線を画したヘヴィーでアップテンポなファンキー・ヴァージョンを選択している。
曲目
[LP 1]
● Side-A
1
Blues Before Sunrise
2
Hole In My Soul
3
Wake Up Dead
4
Love Is A Mean Old World
● Side-B
1
Snatch It Back And Hold It > Hold It Back > Snatch It Back And Hold It (Medley)
2
Ain’t No Love In The Heart Of The City
3
Make It Rain
[LP 2]
● Side-A
1
(Brother Bill) Last Clean Shirt
2
Heavy Load
3
Feel Like Breaking Up Somebody’s Home (extended version)
● Side-B
1
If Heartaches Were Nickels
2
I Asked For Water (She Gave Me Gasoline)
3
Black Horizon (extended version)
別バージョン
Heavy Load Blues[デラックス・エディション] [直輸入盤]
発売日
2021.11.12
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品 番
722-8715