商品紹介
19世紀フランス・ロマン派の「メロディ」と20世紀の「シャンソン」を組み合わせたフランス歌曲アルバム
「このプログラムにある作品のいくつかは非常に長い間私と共にありました。リートやメロディが持つ違う顔に取り組み、音楽学者の友人たちとアイデアを交換し、遺された録音に夢中になっているうちに次第にかなり異なる情景が現れ始めました。ベルリオーズとショーソンの歌曲集には全体または一部が、オーケストラ編曲されて女性の声に合わされる前に、テノールの声のために構想され、作曲され、実際に最初にピアノ伴奏で演奏されていたという共通点があるのです。この展開を信じた私は鍵盤伴奏が可能にする極めて親密な雰囲気に戻りたいと強く思いました。この音楽はその巧妙さと詩情が心に訴える微妙な色合いにあふれています」――バンジャマン・ベルネーム
「リサイタルのプログラムの伝統に従って、私はよりポピュラーな歌で締めくくりたいと思いました…トレネの「優しきフランス」と、プレヴェールとコスマの「枯葉」を歌ったイヴ・モンタンはイタリア系、ジャック・ブレルはベルギー人、そして私はフランス系スイス人です。これらの曲がフランス語圏の多様性を称えるものでもあってほしいと私は思っています」――バンジャマン・ベルネーム
バンジャマン・ベルネームはフランスで最も権威あるクラシック音楽祭とされる「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック・クラシック」において2024年の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀アーティスト)」に選出されました。
「力強さ、激しさ、優しさ、官能性、巧みに醸し出された言い回し、知性あるスタイル、高貴な感情、このフランスのテノールは驚くほど素晴らしい」――《ル・モンド》紙
バンジャマン・ベルネームは2024年8月11日に行われるパリ・オリンピックの閉会式でのソロ・パフォーマンスが予定され、ガブリエル・フォーレによって編曲された《アポロンの讃歌》を歌います。これは1896年オリンピック大会の創設時に演奏された作品です。
曲目
[C D]
ベルリオーズ:歌曲集《夏の夜》(C.-A.マセソンによるテノール&ピアノ編)
1
第1曲: ヴィラネル
I. Villanelle
2
第2曲: ばらの精
II. Le spectre de la rose
3
第3曲: 海のほとりに
III. Sur les lagunes
4
第4曲: 君なくて
IV. Absence
5
第5曲: 墓場にて
V. Au cimetière (Clair de lune)
6
第6曲: 未知の島
VI. L'île inconnue
ショーソン:愛と海の詩 作品19(C.-A.マセソンによるテノール&ピアノ編)
7
第1曲: 水の花
I. La fleur des eaux
8
第2曲: 間奏曲
II. Interlude
9
第3曲: 愛の死
III. La mort de l'amour
デュパルク:
10
旅への誘い
L'invitation au voyage
11
恍惚
Extase
12
フィディレ
Phidylé
13
前世
La vie antérieure
ジョゼフ・コスマ:
14
枯葉(G.-F.Leuenbergerによるテノール&ピアノ編)
Les feuilles mortes (Arr. Leuenberger for Tenor and Piano)
シャルル・トレネ/Léon Chauliac:
15
優しきフランス(G.-F.Leuenbergerによるテノール&ピアノ編)
Douce France (Arr. Leuenberger for Tenor and Piano)
ジャック・ブレル:
16
愛しかない時(G.-F.Leuenbergerによるテノール&ピアノ編)
Quand on n'a que l'amour (Arr. Leuenberger for Tenor and Piano)