商品紹介
バロック・ヴァイオリンの名手と仲間たちが非凡な能力でその時代の雰囲気を表現
ホロウェイはその詳細なライナーノーツで「ファンタジア集」について、「パーセル自身の室内楽の中でまもなくソナタに代わるであろう一種の音楽へ個人的に別れを告げるように、バード、ローズ、ジェンキンズ、ロックの一番よいところを抽出したそれらの素晴らしいものを見ることがどれほど魅力的なことか」と述べています。
パーセルの「ファンタジア集」は、難解な対位法とその時代のすべてのポリフォニーのテクニックの素晴らしさを統合した、このジャンルの中で最も優れた、最も複雑さをもった作品と見られています。ホロウェイとアンサンブルのメンバーによる3声と4声のファンタジアの演奏は、作曲の構造に対する深い洞察を示し、作曲家の新たな視点を明らかにしています。ホロウェイはそれについて「喜びと悲しみの間のわずかな隙間を歩み、彼の時代の特徴的な雰囲気であった憂鬱を美しく表現することができる非凡な能力」であると書いています。
曲目
[C D]
パーセル:
1
ファンタジア 第10番
Fantazia X, Z. 741
2
ファンタジア 第1番
Fantazia I, Z. 732
3
ファンタジア 第4番
Fantazia IV, Z. 735
4
ファンタジア 第5番
Fantazia V, Z. 736
5
ファンタジア 第6番
Fantazia VI, Z. 737
6
ファンタジア 第2番
Fantazia II, Z. 733
7
ファンタジア 第7番
Fantazia VII, Z. 738
8
ファンタジア 第8番
Fantazia VIII, Z. 739
9
ファンタジア 第9番
Fantazia IX, Z. 740
10
ファンタジア 第3番
Fantazia III, Z. 734
11
ファンタジア 第11番
Fantazia XI, Z. 742
12
ファンタジア 第12番
Fantazia XII, Z. 743