商品紹介
ソ連の忘れられたピアニストの名演が初CD化で復活
1937年に創設されたイザイ国際コンクールは、初年度にヴァイオリン、翌年にピアノ部門が開催され、1938年のコンクールで第1位を獲得したのはエミール・ギレリスでした。その時に第3位を獲得したのがソ連のピアニスト、ヤコフ・フリエールで、ギレリスの良きライバルでもあったフリエールに学んだのが、このミハイル・フェールマンです。イザイ国際コンクールは、1951年から「エリザベート王妃国際音楽コンクール」と名を変え、フェールマンはモスクワ音楽院でフリエールに学んでいた1975年にこのコンクールで優勝。見事に師の雪辱を晴らしたのです。当時のドイツ・グラモフォンは、各地のコンクールで優勝した若者たちのアルバムを積極的に録音していました。残念ながらフェールマンについては、このブラームスとプロコフィエフ以外の録音はありませんが、このアルバムは当時の批評家たちからも高く賞賛されたものです。※初CD化
曲目
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 作品35
1
第1巻
2
第2巻
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 作品82
3
第1楽章: Allegro moderato
4
第2楽章: Allegretto
5
第3楽章: Tempo di valzer lentissimo
6
第4楽章: Vivace