商品紹介
新進気鋭のクラリネット奏者によるECMニュー・シリーズ3枚目のアルバム
『Quasi Morendo』は、2011年のソロ・クラリネット・アルバム『Contrechant』(カーター、ホリガー、エトヴェシュ、シャリーノ、ヴァイダの作品集)、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤのクラリネット三重奏曲をヴァイオリニストのパトリシア・コパチンスカヤ、ピアニストのマルクス・ヒンターホイザーとともにパワフルに演奏した2014年のアルバムに続く、レト・ビエリのECMニュー・シリーズ3枚目のアルバムです。
『Contrechant』では、このスイスのクラリネット奏者の幅広いテクニックに裏付けられた音色の美しさも非凡な表現力も広く絶賛されました。『Quasi Morendo』は、そのファースト・アルバムで演奏された作品の一つ、サルヴァトーレ・シャリーノの『Let me die before I wake』(1982)の新たな探究から始まります。そして次にビエリはフィンランドのメタ・フォー弦楽四重奏団と一緒に、ブラームスの五重奏曲 作品115(1891)の深い解釈による演奏を行います。ブラームスの五重奏曲は、彼の他の初期室内楽作品よりも自由で牧歌的に聴こえますが、それでもなお最も注意深く構築された代表作の一つです。アルバムはブラームスの『バラード』作品10-4を少しだけ再編成したジェラール・ペソンの『Nebenstück』(1998)で締めくくられます。
ビエリは1975年、スイスのツーク生まれ。スイスの民族音楽に感化されて育ちました。バーゼル音楽院ではフランソワ・ベンダに師事し、ニューヨークのジュリアード音楽院ではチャールズ・ナイディックに師事しました。ジェルジュ・クルタークとクリスティアン・ツィメルマンの室内楽の授業はもちろん、著作家ゲルハルト・マイヤーや音楽教授エバーハルト・フェルツとの出会いもビエリの活動にはっきりと影響を及ぼしています。
『Contrechant』では、このスイスのクラリネット奏者の幅広いテクニックに裏付けられた音色の美しさも非凡な表現力も広く絶賛されました。『Quasi Morendo』は、そのファースト・アルバムで演奏された作品の一つ、サルヴァトーレ・シャリーノの『Let me die before I wake』(1982)の新たな探究から始まります。そして次にビエリはフィンランドのメタ・フォー弦楽四重奏団と一緒に、ブラームスの五重奏曲 作品115(1891)の深い解釈による演奏を行います。ブラームスの五重奏曲は、彼の他の初期室内楽作品よりも自由で牧歌的に聴こえますが、それでもなお最も注意深く構築された代表作の一つです。アルバムはブラームスの『バラード』作品10-4を少しだけ再編成したジェラール・ペソンの『Nebenstück』(1998)で締めくくられます。
ビエリは1975年、スイスのツーク生まれ。スイスの民族音楽に感化されて育ちました。バーゼル音楽院ではフランソワ・ベンダに師事し、ニューヨークのジュリアード音楽院ではチャールズ・ナイディックに師事しました。ジェルジュ・クルタークとクリスティアン・ツィメルマンの室内楽の授業はもちろん、著作家ゲルハルト・マイヤーや音楽教授エバーハルト・フェルツとの出会いもビエリの活動にはっきりと影響を及ぼしています。
曲目
[C D]
サルヴァトーレ・シャリーノ:
1
Let me die before I wake
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
2
第1楽章: Allegro
3
第2楽章: Adagio
4
第3楽章: Andantino
5
第4楽章: Con moto
ジェラール・ペソン:
6
Nebenstück