商品紹介
カロリン・ヴィトマンの雄弁かつ抒情的な演奏
ミュンヘン生まれの女性ヴァイオリニスト、カロリン・ヴィトマン。彼女の兄は2016年7月に来日し、オーケストラ・アンサンブル金沢を指揮した作曲家、クラリネット奏者イェルク・ヴィトマンであり、彼女自身も来日経験があるなど、すでに日本では知られた存在です。デビュー当初は現代音楽のスペシャリストとして活動していましたが、ECMへ録音を行うようになってからは、シューベルトやシューマンなどロマン派の作品でも独自の解釈を施し、雄弁かつ抒情的な演奏を聴かせています。そんなヴィトマンの最新録音は、メンデルスゾーンとシューマンの2作の協奏曲で、有名過ぎるメンデルスゾーンの「ホ短調」と「演奏不能」とまで評されたシューマンの作品を、彼女はオーケストラを絶妙にコントロールしながら鮮やかに描き出していきます。
曲目
1
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
2
シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 WoO 23