商品紹介
現代作曲家の若い時期に書かれた斬新な弦楽四重奏作品
2015年秋、アデスはコペンハーゲンのレオニー・ソニング音楽賞を受賞、またアブラハムセンはグロマイヤー賞作曲部門を制し、ノアゴーは2016年のエルンスト・フォン・ジーメンス賞を受賞と実にタイムリーなリリースとなっています。ここで選ばれている3つの作品は、バルトークとホルンボーの影響を感じさせるノアゴーの作品、ノアゴーの最も才能ある弟子であるアブラハムセンのミニマル色の強い作品、そして万華鏡のような色彩を持つアデスの作品、どれも各々の作曲家が20代で書きあげたものです。それぞれに挑戦的であり、かつ斬新な音に彩られています。演奏しているデンマーク弦楽四重奏団は現在最も注目されているアンサンブルで、今回のアルバムがECMレーベルへのデビューとなります。彼らはティーンエイジャーの頃から一緒に室内楽を演奏し、その後デンマーク王立音楽院に入学、音楽を学びながら共に成長した仲間たちで、2006年に最初のレコーディングを行っています。その後チェリストのシェリンが加わり、古典派、現代の作品だけでなく、民俗音楽でも素晴らしい演奏をするなど、各方面で高く評価されています。
曲目
1
トーマス・アデス(1971-):弦楽四重奏のためのアルカディアーナ Op.12
2
ペア・ノアゴー(1932-):弦楽四重奏曲 第1番「クァルテット・ブレーヴェ」
3
ハンス・アブラハムセン(1952-):弦楽四重奏曲 第1番「10のプレリュード」