商品紹介
2016年3月の来日公演の興味深いプログラムが再び!
2002年、ギドン・クレーメルとクレメラータ・バルティカのために作曲した《ヴァイオリンとピアノ、管弦楽のための組曲》の自演でカーネギー・ホールでのセンセーショナルなデビューを果たしたロシアの女性作曲家、ピアニスト、レーラ・アウエルバッハと、世界的なヴィオラ奏者キム・カシュカシアンによる初のコラボレーション・アルバムです。アウエルバッハは、2010年のヴァルビエ音楽祭でカシュカシュアンと出会う以前から、彼女の録音を知っており、その素晴らしいパフォーマンスに注目していたといい、このアルバムに収録された「Arcanum~秘薬、神秘」と題された瞑想的なソナタをカシュカシュアンのために書きあげました。アウエルバッハはこのソナタについて「我々は必ずしも言語化や合理化されない可能性があります。私たちは真実を見るために答えを模索することができます。」と語っています。「ショスタコーヴィチ:24の前奏曲」も、カシュカシュアンが演奏することを前提にヴィオラへと移し替えられたものです。この作品は、もともとはピアノ独奏曲ですが、ドミトリー・ツィガノフによるヴァイオリンとピアノのための編曲も広く人気を博しています(ただしツィガノフが編曲したのは19曲のみ。残りの5曲は2000年にアウエルバッハが編曲しました)。様々な性格の小品が集められたユニークな曲集の2人の会心のこの演奏は、2013年にチューリヒでスタジオ録音されたものです。
曲目
1
ショスタコーヴィチ(レーラ・アウエルバッハ編曲):24の前奏曲(全曲)
2
レーラ・アウエルバッハ:ヴィオラとピアノのためのソナタ「Arcanum」