商品紹介
横溢する独特なトーンと暗く深いハーモニーを描き出した新解釈
ニューヨーク・タイムズ紙で「紛れもない音楽性」、グラモフォン誌では「侮れないアーティスト」と絶賛されたヴァイオリニスト、ミランダ・クックソンは、オーストラリアで生まれアメリカで学び、現在はソリスト、室内楽の双方で優れたパフォーマンスを行う若手。これまでにも何枚かのアルバムをリリースしていますが、ルイジ・ノーノやクセナキス、またエレクトロニクスを多用した20世紀の作品がほとんどで、その研ぎ澄まされた感性は他に類をみないほどの独特なものであることも知られています。このECMへのデビュー盤もやはり20世紀の作品集で、彼女はアルバムを制作する際、アイヒャーと議論を交わし、彼女が「強く惹かれた」というスラブとロシア作品を選び、ここに横溢する独特なトーンと暗く深いハーモニーを描き出すことに成功しています。ピアニストのマクミランも中世、ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを持ち、室内楽奏者としても広く活動している俊英。息詰まるアンサンブルが展開されています。
曲目
1
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Sz.76
2
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番「ソナタ風」
3
ルトスワフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ