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ギネス・ジョーンズの見事な歌唱による晩年のベームのライヴ
1930年代のドレスデン時代に「無口な女」や「ダフネ」などのシュトラウスのオペラ作品を次々と世界初演し、1940年代にはシュトラウス隣席のもと「ナクソス島のアリアドネ」を指揮したカール・ベーム。シュトラウス本人から貴重な資料などを託され、後継者とみなされたベームですが、「サロメ」だけは1945年から1980年までのウィーン国立歌劇場での147公演の中でたった14回しか指揮していなかったのです。この録音はベーム晩年のもので、妖艶さは極力抑えられた端正なサロメ。ジョーンズの歌唱が見事です。