商品紹介
ヘンデルとその後の古典派へとつないだアーンの再評価
トマス・アーン(1710-1778)は、ドリュアリー・レイン劇場やコヴェントガーデン王立歌劇場の作曲家として活躍。数多くのオペラや声楽曲によって名を馳せ、BBCプロムスで演奏されるイギリスの愛国歌「ルール・ブリタニア」の作曲者としても知られています。アーンの様式はバロック的な基調の中に古典派を予示するものが多く含まれています。この作品もナポリ様式やその後のモーツァルトの形式が感じられるものです。現代に伝えられる楽譜は様々な時代の様式に改変されてしまっていますが、ホグウッドは1756年のオリジナル版を使用。当時のイギリスの鍵盤楽器解釈や運指などを研究し、それがアーンの再評価につながりました。フィンチコックス・コレクションの2台のオリジナルの名器を使用しての録音で、ホグウッドのソロ・デビュー盤となったアルバムです
曲目
アーン:8つのソナタ集
1
第1番ヘ長調
2
第2番ホ短調
3
第5番変ロ長調
4
第6番ト短調
5
第3番ト長調
6
第4番ニ短調
7
第7番イ長調
8
第8番ト長調