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数多くの名演を生み出したウィーン伝統のサウンド
今年2017年は、ウィーン・フィルが誕生して175年をむかえます。帝国王立宮廷歌劇場(後のウィーン国立歌劇場)のオーケストラとして、1842年3月28日にレドゥーテンザールにて行われた「大コンサート」をもってウィーン・フィルの誕生と言われており、その時に帝国王立宮廷歌劇場の楽長で作曲家でもあったオットー・ニコライが指揮を務めました。その後マーラー、ワインガルトナー、フルトヴェングラー、クレメンス・クラウスらが首席指揮者を務めていましたが、1933年以降は首席指揮者を置いていません。ドイツ・グラモフォンはウィーン・フィルと長きにわたって数多くの録音を行っており、このセットでは、1951年のフルトヴェングラーから、2003年のアーノンクールまでの約50年間の主要レパートリーを収めた録音でその歴史を振り返る事ができます。各ディスクはオリジナルジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。ブックレットにはウィーン・フィル歴史的史料室長シルヴィア・カーグルによる書き下ろしライナーノーツ、レアなウィーン・フィルの写真などが掲載されています。