商品紹介
中世・ルネッサンス音楽研究の成果による重要な録音
内容
【主な演奏者】
《コンソート・オブ・ミュージック》
1969年、リュート奏者のアントニー・ルーリーの主宰によってイギリスで組織された、声楽アンサンブル。エマ・カークビーをソプラノとし、イギリスとイタリアの後期ルネサンスと初期バロックの音楽を中心に多くの録音を行ない、高く評価されています。特に、ダウランドのリュート歌曲全集や、モンテヴェルディのマドリガーレ全曲などは、絶賛を博しています。なお、トレヴァー・ジョーンズ率いるヴィオール中心の器楽アンサンブルも、共に「コンソート・オブ・ミュージック」として活動しています。
《ロンドン中世アンサンブル》
それまで古楽演奏グループがそれほど取り上げてこなかった作品の復興をめざして、ピーター・デイヴィスとティモシー・デイヴィス兄弟が1974年に設立したアンサンブル。デュファイやオケゲムのような巨匠の作品だけでなく、ユゴー・ド・ランタンやフランソワ・ルベルトゥールのような、比較的知られていない作曲家の作品も積極的に取りあげ、ブルゴーニュの宮廷やフランスの宮廷の音楽を生き生きと再現することに成功しました。また当時のイギリスの作曲家、ダンスタブル、ペディンガム、フライ、モートンなどの作品の研究・演奏も行いました。特にデュファイの世俗音楽全集は、世界的にも高い評価を得ています。
《ニュー・ロンドン・コンソート》
デイヴィッド・マンロウに学んだリコーダー奏者フィリップ・ピケットが、中世、ルネサンス、バロック演奏のために設立したアンサンブル。各プログラムはエンターテイメントと結合するように慎重に設計され、音楽を探求しているのが特徴です。最新の演奏研究によって、未発表、未発見の作品を再構築し、新たな光を当ててきています。 シェイクスピア時代の音楽研究も高い評価を得、ロンドンに再建されたグローブ座の座付き楽団としても演奏を行いました。
《クリストファー・ホグウッド》
古楽復興指揮者として名高いホグウッドは、レイモンド・レッパードとサーストン・ダートなどに師事し、やがてプラハに留学してカレル大学で研究を行い、ラファエル・プヤーナやグスタフ・レオンハルトらにチェンバロ演奏を学んでいます。26歳のときにデイヴィッド・マンロウとともにロンドン古楽コンソートを創設。マンロウが亡くなった後も、このオワゾリールに、歴史的ハープシコードやスピネットなどを使用し、ルネッサンス時代の様々な重要なパートリーをとりあげました。