商品紹介
■本作『スペース・ウォーク』は、レンデルにとって多くの意味で、卒業アルバムであると同時に転機となる1972年オリジナル・リリースのアルバム。ニール・アードリーに「ディアギレフのような稀有な人物」と評され、誰も録音してくれなかったイギリスのジャズシーンの重要人物の多くをスタジオに導いたランズドーン・スタジオの伝説的プロデューサー、デニス・プレストンとの最後の仕事。また、この作品はレンデルにとってEMIコロンビアでの最後のプロジェクトであり、大手レコード会社のリーダー作としての最後の作品でもある。本作品以降、レンデルはSpotliteのような小さな独立系レーベルでレコーディングを行っていた。しかし、このアルバムは一つの章に別れを告げるものであると同時に、次の章への道筋を示すものでもあった。
■ギアボックス・レコードがオリジナル・マスター・テープからリマスター&カットしたオーディオ・レコード。180g重量盤LP。フリップバックLPスリーブ、380gのヘヴィ・フロントラミネートスリーブ。12x12のインサートには、新しいライナーノーツとオーディオ・ダウンロード・バウチャー封入。
内容
BRITISH JAZZ EXPLOSION
■本シリーズでは、世界で最も収集されているジャズのカタログの中から、主にイギリスとヨーロッパのジャズが独自のアイデンティティを見つけ始めた60年代と70年代に録音された、最も希少で求められている音源を集めている。デッカ、デラム、アルゴ、ランズダウン、フォンタナ、マーキュリー、フィリップス、テンポといった代表的なレーベルのオリジナル・アルバムは、それぞれにストーリーがあり、オーディオファイル・レコードやデラックス・コンピレーション・アルバムとして復刻され、認知度を高めていく。
■アナログ・マスタリングの世界的なスペシャリストであるGearbox社がオリジナル・テープからリマスタリングし、各LPには当時のパッケージやアートワークを再現したチップオン/フリップバック・スリーブやラミネート・カバーを付属する。本シリーズでは、マイケル・ギャリック、スタン・トレーシー、ジョン・サーマンといったアーティストが、どのようにしてブリティッシュ・ジャズの新しい声を探し、見つけ出したのかを探っていく。当時は、ジョー・ハリオットやハリー・ベケットといった黒人アーティストの影響力やインパクトが初めて感じられた時代であり、ジャズがロック、ファンク、フォーク、サイケデリアを取り入れて新しいサウンドやテクスチャーを生み出していた。- シャバカ・ハッチングスやヌバイア・ガルシアのような注目の個人プレーヤーから、サンズ・オブ・ケメット、スチーム・ダウン、メルト・ユアセルフ・ダウン、SEEDアンサンブル、エズラ・コレクティブのような大規模なユニットまで、現在のイギリスのジャズ・シーンは、創造性、エネルギー、そしてイギリスのジャズ・シーンの創始者にまで遡る系譜に基づいて国際的な評価を得ており、BRITISH JAZZ EXPLOSIONでは、そのシーンを明らかにし、探求し、称賛する。
曲目
[L P]
● Side-A
1
On The Way
2
Antibes
3
Summer Song
4
Street Called Straight
● Side-B
1
Euroaquilo
2
Space Walk
3
A Matter Of Time