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ロマン派のド・ランゲ独奏用編曲版による演奏
ヘンデルの協奏曲集作品4は、1735年から翌年にかけて作曲され、ジョン・ウォルシュによって出版されました。ヘンデル自身がオラトリオの幕間に演奏した作品です。ロッテルダムのオルガン奏者・作曲家であったサミュエル・ド・ランゲ(1840-1911)は、この音楽を管弦楽無しのオルガン独奏用に編曲し、友人演奏家達のレパートリーを増やす一助としました。基本的にオルガン・ソロパートはそのままに、管弦楽のパートに様々なストップを利用することで音楽に変化をもたらしていきます。MDGレーベルに数多くのオルガン作品を録音してきたドイツのオルガニストで、ロマン派オルガン音楽のスペシャリストでもあるルドルフ・インニヒ(イニッヒ)が、ド・ランゲの時代に制作されたロマンティック・オルガンと歴史的オルガンを融合したオルガンを使用してこの作品に新たな光を当てています。