商品紹介
ラシカルの弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現したハイドン後期の作品
世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団。55人の作曲家による約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門です。そんな彼らが満を持してスタートさせたハイドン:弦楽四重奏曲録音も今回で第7弾を迎えました。81と82番は、1799年ウィーンで書かれたロプコヴィッツ伯爵に献呈されたもので、すでにシューベルトを想像させるロマン的な世界に深く入り込んだ作品。83番は、82番に続いて作曲が始められましたが、アンダンテとメヌエット楽章のみ完成され、未完となったものです。おそらく老齢のため完成をあきらめたものと言われています。通常ハイドンの弦楽四重奏曲はセットで書かれていますが、43番のみは唯一単独で書かれた、謎めいた作品でもあります。このシリーズの録音ではハイドン時代の弓の忠実なコピー弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現しているのが特長です。