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18世紀のオーボエ奏者ロジナックによる編曲版
フルステンベルク管弦楽団のオーボエ奏者として活躍したフランツ・ヨーゼフ・ロジナック(1748-1823)は、作曲家としても多くの作品を宮廷のために書いていました。当時の宮廷では音楽を演奏する機会が数多く、彼は自作だけでなく他の音楽家たちの作品を、自らが演奏するための「オーボエ四重奏」に編曲し、原曲とは違った魅力ある作品へと生まれ変わらせていました。第1ヴァイオリンのパートをそのままオーボエに移し替えるのではなく、第2ヴァイオリンのパートも含めて考慮し、オーボエが最も効果的に聞こえる形となっているのが興味深いところです。このアルバムでは、モーツァルトによる「オーボエ四重奏曲」をカップリングすることで、ロジナックの編曲の素晴らしさが一層伝わるものとなっています。コンソルティウム・クラシクムの名演奏の中からの再発売となります。