BIOGRAPHY

 

ORSON / オルソン


Bio


ボーカル: ジェイソン・ペブワース
ギター: ジョージ・アスタシオ
ギター:ケヴィン・ローントゲン
ベース: ジョニー・ロンリー
ドラム: クリス・カノ

 

 

 

 


ハリウッド出身のオルソンは2005年にミリオン・セラー・アルバム、『ブライト・アイデア☆ひらメキ!』をわずか5000ドルで制作し、最高のロックンロールの提供者となった。だが、今回は「ほぼ前回の延長戦、ギターが大きくなって、ドラムがうるさくなり、大ヒット・シングル「ノー・トゥモロウ~不良たちに明日は無い!」より人に伝染しやすいサビになった単純なバンド」と少し耳ざわりな評価を受けた。
「俺たちはただみんなを楽しませたいだけ。。。俺たちのバンドのメッセージに深く意味を持ちたくない。日々の悲しみや悩みなんか考えてほしくないね」と最近トレードマークのモヒカンを切ったドラマーのクリス・カノが言った。
2000年デビュー当時からこのような色を出していたオルソンはクイーン,ドゥービー・ブラザーズ, スティーリー・ダンなどの影響を受けて出来上がったバンドである。
彼らの人生はロックンロールをドラマに描いたもののようである。2005年Manchester Music Seminarでライブをするなりユニバーサルとの出版契約を結ぶ。後に「ノー・トゥモロウ~不良たちに明日は無い!」で大ヒットさせた。2007年にはブリット・アワードでその年の一番ブレイクした最優秀外国人として受賞とともにオアシスのノエル・ギャラガーとのシャンパンかけなどが印象に残る。
「彼(ノエル)はちょっと俺たちにキレていたんじゃないかな。本当は事前に言うつもりだったけど、サプライズにしたかったんだ。ちょっとハメはずしちゃったかな?」とケヴィンは語った。
今秋も彼らから更なる弾けた出来事があると回りは確信している。今回のオルソン更なる興奮度の上がる音を出して行きたいと伝えた。「俺たちはライブやパフォーマンス時のテンションをそのままレコードにしたい。中にはそれを嫌う人も沢山いると思うけど、俺たちはそれを8年間続けてきたんだよね。」とボーカルのジェイソン。「『ブライト・アイデア☆ひらメキ!』ではできるだけ、他の成功している地元インディーバンド(ザ・ストロークス, ザ・ホワイト・ストライプス)がやっていることから遠ざけたかったんだ。代わりにソフトでポップなロックアルバムに仕上げた、フリートウッド・マックからホール・アンド・オーツをまとめた感じだね。俺たち以外の人は’冗談バンド’と思ってライブに来ていたと思うよ。でも実際に俺たちのプレイを聞いた瞬間客たちが驚いているのが見えたね!迫力が凄まじかったからね。だから今回はこの迫力をそのままアルバムに入れようと思った。」
今回のアルバムは確かに迫力満点だ。シングル曲の「エイント・ノー・パーティー」は洗脳されるようなリフとリズムがぎっしり詰まった曲であり、また「クール・コップス」はちょっと味を出して少しポップの色をつけた曲だ。「俺たちはKISSを覚えている人たちにウケると思うよ、ただオルソンはそれ以上にハードだけど。。ロッキーが猛特訓しているような感じかな」とジョージはは語る。
所々にオルソンにはブリットの色が出ている。本作のレコーディングはロンドンのスタジオで前作のプロデューサー、ノア・シェインと共に行った。ジョニーは「LA育ちの俺たちだけど、ブラー, レディオヘッド, オアシスなどの曲に大きく影響されたし、こうやってハマースミスを歩いてリハに行ったりしているとまるでザ・セックス・ピストルズと同じ事をやっているようだよ。」と話す。「中には「ノーザーン・ガール」って言う曲も作ったんだ。俺たちはカルフォルニア止まりじゃなくリーズからニューキャッスルまで旅をして様々な女性達に会ってきたんだよ。」
『カルチャー・ヴァルチャーズ』には失恋も含んでいる。「ブロークン・ウォッチ」は柔らかくて悲しさが伝わる曲で、「ホウェア・アー・ユー・トゥナイト」は臨場感たっぷりの感動系。
「ほとんどは俺が失恋、恋愛、過去の恋などについてかいてたからね。「ホウェア・アー・ユー・トゥナイト」はプライベートな曲だね。俺たちはほとんどツアーをやっているか、レコーディングで動き回っているか、1つの場所にずっといれないから大切な人や家族、親友からどうしても離れなければいけないんだ。でもこの曲はそんな人々の近くにいなくても常に繋がっているんだと伝えたい曲だ。」
しかし『カルチャー・ヴァルチャーズ』はオルソン特有のノリノリ・パーティー・トラック満載で誰もが聞きやすいアルバムだ。
ジョニーは言う、「俺たちはロス出身の悪ガキ達さ。騒ぐのが大好きでそれくらいしか考えちゃいない。前のアルバムが気に入ってくれたなら『カルチャー・ヴァルチャーズ』またぶっ飛ばしちゃうぜ!」