新曲「ヴァンパイア」をリリース、MVも同時公開。9月8日にリリースするセカンド・アルバム『ガッツ』からの先行シングル。
本日2023年6月30日の日本時間13時にカリフォルニア州サンタモニカ出身、第64回グラミー賞で最優秀新人賞を含む3部門受賞したシンガー・ソングライターのオリヴィア・ロドリゴが2年半ぶりの新曲「ヴァンパイア」をリリースした。また同タイミングにペトラ・コリンズが監督を務めるミュージック・ビデオも公開された。
同曲についてオリヴィアが「これは失敗と教訓について歌った曲」と語るように、都合よくオリヴィアを翻弄し、傷つけた恋人のことを、いつも夜にしか誘ってこなかったことから「ヴァンパイア」と比喩して歌っている。優しいピアノの音と共に始まる楽曲が後半にかけてオリヴィアの怒りや後悔の気持ちを乗せた生々しいヴォーカルが印象的な楽曲となっている。
ペトラ・コリンズが監督を務めるミュージック・ビデオでは真っ白なドレスに身を包んだオリヴィアが神秘的な森の中で寝そべりながら歌うシーンからスタートする。そしてビデオの中盤に突然、故障した照明の機材がオリヴィアの腕に落下し怪我を負ってしまい、それは架空の音楽授賞式でパフォーマンスだったということが明らかになる。壊れた照明から火が燃え移りステージからは炎が上がる中、それでも血を流しながらパフォーマンスをし続けていくオリヴィア。心配した周りの人が止めに入るのを振り切り、逃げるように会場を後にしてそのまま夜の街を駆け抜ける。
ミュージック・ビデオはこちら
オリヴィアは今回の新曲について「私の新曲「ヴァンパイア」がさっきリリースされたよ!去年の冬に素晴らしい才能を持った友人ダニエル・ニグロとこの楽曲を作ったの。ビデオの監督はペトラ・コリンズが担当しているよ。この曲を書くことで自分の心の中にある後悔、怒り、心の痛みなど、たくさんの感情を整理することができたの。アルバムの中で最も好きな曲のひとつであり、完成させることでとても心が浄化されるのを感じたわ。この曲が今みんなの元に届いたことが嬉しいし、あなた達の周りの吸血鬼と戦うための助けに少しでもなればいいな。みんな愛しているよ。」とコメントを残した。
9月8日にニュー・アルバム『ガッツ』をリリースすることを発表したばかりのオリヴィア。このアルバムは前作『サワー』と同様、プロデューサーのダニエル・ニグロとの共作となっており約2年ぶりのアルバムとなる。日本独自編成盤の情報も後日公開予定となっている。
2021年にリリースされ大ヒットを記録したデビュー・アルバム『サワー』は同年における最大の週間売上で全米アルバム・チャート初登場1位を獲得、第64回グラミー賞では7部門にノミネートされたうち、最優秀新人賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞の3部門の受賞をした。世界騒然の驚異的なデビューで瞬く間にグローバル・スターに仲間入りした歌姫の待望の第2章が遂に開幕した。
9月8日リリース予定 アルバム『ガッツ』
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