ロンドン・ジャズ・シーンで活躍するアーティストがマイルス・デイヴィスの名盤『ビッチェズ・ブリュー』をリクリエイト!
シャバカ・ハッチングスやヌバイア・ガルシアなど、ロンドン・ジャズ・シーンで活躍するアーティスト達が集結し、マイルス・デイヴィスの伝説的名盤『ビッチェズ・ブリュー』をリクリエイトした『ロンドン・ブリュー』がリリースされることが発表された。1st SG「Miles Chases New Voodoo in the Church」が先行配信されている。
2020年、ロンドンでの『ビッチェズ・ブリュー』50周年記念ライヴの為に計画されたこのプロジェクトは、コロナによるパンデミックのためライヴは中止に。しかし、そのプロジェクトは最終的にアルバム・リリースという形で結実した。
本作には、今のロンドン・ミュージック・シーンで活躍するヌバイア・ガルシア、シャバカ・ハッチングス、シオン・クロス、デイヴ・オクム、ベンジーB、トム・スキナー等が参加。プロデューサー兼ギタリストのマーティン・テレフェと、エグゼクティブ・プロデューサーのブルース・ラムコフの指揮よって制作され、コロナ禍の2020年12月にロンドンのポール・エプワースのチャーチ・スタジオでレコーディングされた。
アルバム『ロンドン・ブリュー』は、インスピレーションと祝福に根ざしたコレクションであり、現代音楽における最も象徴的な人物への熱烈で感動的なトリビュートであると同時に、今のロンドンのジャズ・シーンを閉じ込めたものでもある。
「時に不快で、時に親しみと喜びがあり、時に深い瞑想のようである」- マーティン・テレフェ
「『Miles Chases New Voodoo in the Church』はマイルス・デイヴィスのジミ・ヘンドリックスへ捧げた『Miles Runs the Voodoo Down』の私達の解釈です。私はいつもマイルスとジミのクリエイティヴなマインドにとても刺激を受けてきました。2人とも自分の道を切り開いた革新者であり、それは私が自分のキャリアで目指してきたものでもあります。ここ暫くの間、私は自分の楽器でペダルやエフェクトを試したり使ったりしていたので、この曲でそれができて、しかも彼らの遺産に敬意を表して、創造的にも個人的にも嬉しかったです」- ヌバイア・ガルシア
「これまでレコーディングをしてきて、これほど大規模な即興演奏のプロセスに関わったことはなかった。このような容易さと果てしない感覚は、各ミュージシャンの才能と、マイルスがレコーディングと演奏を通して私たちの前に示した教訓を、私達がユニークな方法で受け止めたことの証であると確信しています」- デイヴ・オクム
「音楽を作ることが好きなミュージシャンたちが、社会的な力として、また社会的な構成要素として、音楽を作っている。彼らは、団結と動きを表現するものを作っている。それが生きているということなんだ。統一があり、運動があり、振動がある。それ以上に命を感じることはない。それが『ビッチェズ・ブリュー』。そして、『ロンドン・ブリュー』もそうだ。こんな作品は聴いたことないだろ?」- シャバカ・ハッチングス
『ロンドン・ブリュー』
London Brew / London Brew
レーベル:Concord Jazz
CD/LP発売日: 2023年3月31日(金)
1. London Brew
2. London Brew Pt.2 - Trainlines
3. Miles Chases New Voodoo in the Church
4. Nu Sha Ni Sha Nu Oss Ra
5. It’s One of These
6. Bassics
7. Mor Ning Prayers
8. Raven Flies Low
▼バンドメンバー
マーティン・テレフェ (g, electronics)
デイヴ・オクム (g)
ヌバイア・ガルシア (sax, fl)
シャバカ・ハッチングス(sax, woodwinds)
ベンジーB (decks, sonic re-cycling)
トム・ハーバート (el-b,double-b)
テオン・クロス (tuba)
レイヴン・ブッシュ (vln, electronics)
ニコライ・トープ・ラーセン (synth, melodica)
ニック・ラム (p, synth)
ダン・シー (ds, perc)
トム・スキナー (ds, perc)
▼リンク
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