BIOGRAPHY

Nubya Garcia / ヌバイア・ガルシア


ロンドンを拠点に活動するサックス/フルート奏者/作曲家。

ロンドン北部で生まれ育ったヌバイア・ガルシアは、10代後半にトゥモローズ・ウォリアーズに参加する前にカムデン・ミュージックで音楽教育を受け、トリニティ・ラバン・コンセルヴァトワール・オブ・ミュージックでトレーニングを修了。

セプテット・NÉRIJAを結成し、後にジェイク・ロングが率いる六重奏団MAISHA、そしてTHEON CROSS TRIOに参加。

2017年のデビュー・アルバム『NUBYA’S 5IVE』は、The Vinyl Factoryから「別格だ!」と称賛され、EP『WHEN WE ARE』(2018)では、タイトル曲がNPRの2018年ベスト・ソングの1曲に選ばれるなど高評価を得た。同年、Jazz FM 「Breakthrough Act」賞とSky Arts Award 「Breakthrough Act」賞を、2019年にはJazz FM 「UK Jazz Act of the Year」を受賞。

2020年にアルバム『SOURCE』をリリースするとUKアルバム・チャートのトップ30に入り、USウェブ・メディア、ピッチフォークの「Best New Music」を獲得、更にRolling Stone誌で「Album of the Month」を獲得するなど音楽媒体から絶賛を受ける。2021年にはDownbeat「Rising Star Award, Tenor Saxophone」、更にParliamentary Jazz Award「Jazz Instrumentalist of the Year」を受賞、Jazz Journalist Award「Up & Coming Musician of the Year」にもノミネート。また、アルバムはイギリス最高峰の音楽賞と言われるマーキュリー・プライズにノミネートを果たす。

2023年3月には、ガルシアをはじめとするロンドンのジャズ・シーンをリードするグループ、ロンドン・ブリューのメンバーとしてアルバムをリリースし、世界的な賞賛を浴びた。

 


“ロンドン訛りのジャズを歴史に刻む” - The Guardian
“ガルシアのテナーは”ソウルフルで..ソニー・ロリンズのような試金石を呼び起こすのに十分なコントロールの効いた腕力を持っている”- The Guardian

“新進気鋭のブリティッシュ・ジャズ・スター、ヌバイア・ガルシア” - BBC 2019

“彼女の大きくて威厳のあるテナー・トーンと忍耐強い即興演奏の流れは、現代的なサウンドを古代のものに感じさせる” - Rolling Stone

“気合の入ったソロ、明るくペッパーのようなトーンはデクスター・ゴードンの影響を反映している” - New York Times

“彼女はジョン・コルトレーン、ファラオ・サンダース、ジョー・ヘンダーソン、ゲイリー・バーツなどのスピリチュアル・ジャズのエネルギーにさらに火をつけたようで、彼女のフレージングは祈りのようなメロディックさを持っているにもかかわらず、即興演奏では獰猛な噛みつきがあるのだ” - DownBeat Magazine