先鋭性と普遍性を併せ持つ新世代シンガー、アツキタケトモ 12月1日『Family』デジタルリリース!

2021.12.01 TOPICS

 
12月1日、ユニバーサルミュージック内のレーベル ZEN MUSICより、Digital Single『Family』をリリースした。

アツキタケトモは、作詞・作曲・編曲・演奏・録音までを全て一人で行った1stアルバム『無口な人』を2020年9月にリリースし、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得ている、注目のシンガー。
 
本作『Family』は家族をテーマに、「当たり前の共同体に疑問を呈する」社会派の楽曲となっている。またアレンジはiriやSIRUPの編曲・共作で携わるDJ/PRODUCERのTAARと共同編曲で、骨太なテーマとモダンなビートが絶妙なバランスで融和する新感覚な楽曲に仕上がっており、InterFM897の12月前半パワープレイ「Hotpicks」に選出されるなど注目を集めている。
 
 
【コメント】
 
■アツキタケトモ

両親はまだ離婚していないけれど、ずっと不仲でした。多分、何度も壊れそうな場面があった中で、それぞれが息子である僕のために「家族」という形を必死に守ろうとしたのだと思うし、そこに感謝もあります。けれどいわゆる「家族」が暖かいものの象徴のように取り上げられるたび、僕は自分の居場所がないような気持ちになっていました。
 
家の中じゃなくても、暖かい場所、落ち着ける場所はきっとどこかにあるし、もっと言えば自分の内側にそういう場所を作ることができるのかもしれない。
 
全部が全部実体験というわけではないけれど、本質的な意味で「アツキタケトモ」という人間をそのまま描いたような楽曲になりました。家庭にも社会にも、何らかの居心地の悪さを感じている全ての人に届けたい一曲です。
 

■柴那典

多くの人が見ないふりをしている現実を、うやむやにしている内面を、えぐり出す。そういう鮮烈さを持った言葉を、色気ある声で歌う。サウンドには海外のオルタナティブ・ミュージックに通じる先鋭的なテイストがありつつ、メロディと歌声には歌謡曲やJ-POPの王道に通じる普遍性も持っている。聴いていてゾクッと鳥肌が立つような才能の持ち主だ。
 
現時点で未発表曲は数百曲あるという。まだまだ未知の部分は多い。でも、きっと、時代を射抜くシンガーソングライターになるんじゃないかという予感が強くある。
 

■TAAR

 
彼の音楽は心に効く。
 
シンガー、ソングライター、プロデューサー、アレンジャー、エンジニア、
音楽に携わる全ての人格を一人で完結させる稀有な才能を持ちながら、自らの可能性を他者との間に期待し、模索し、獲得する。
 
彼の音楽を生み出すそのスタンスが、僕らが日常で他人に願う事と同じだから、彼の音楽は僕らの心に効く。